ぬキラン(ง •̀ω•́)ง✧

マラソン大会で最後方からスタート。何人抜きできるかな??

藤原ダム完成記念第59回デサント藤原湖マラソン(群馬県利根郡みなかみ町)

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デサント藤原湖マラソンに参加してきましたー!初参加です!!遠征になるけれど、最長距離が15キロというのがどうにも引っかかり、今まで参加を見送ってきました。が、しかし、 id:itotto さんの去年の記事を見て、その好きっぷりさにどうにも参加したくなったんですよね。なので、参戦決定ということで。

itotto.hatenablog.jp

 

第59回デサント藤原湖マラソン

 

場所となる藤原湖運動広場は関越自動車道水上ICから19キロ。当日受付は7時~8時半っつーことで、3時間の時間を見て4時半に家を出ました。行きがけにガソリンを入れたり、SAで朝食を食べたりとかしたけれど、7時40分には第2駐車場である宝台樹スキー場に着けたので、ほぼ予定通りって感じですね。 

 

ま、予定通りじゃなかったのは、会場至近の第1駐車場の前をどの車も素通りして第2駐車場に向かっていたので、もう一杯になっちゃったかと私も第2駐車場に無条件で向かったわけなんですが、送られてきたハガキをよくよく見ると駐車場が指定されていたんですね。そこには「第1駐車場」の文字が!ガッデム!!ま、シャトルバスが待つことなく巡回していたので、何にも問題はなかったんですが、ちょっと損した気分です。改めて、くそぅ!

 

以下、覚書。

ホームページを確認すると、駐車場の振り分けは先着順みたいですね。第1駐車場に止めたければ、エントリー開始日にさっさと申し込めば余裕っぽいです。はい。

以上。

 

で、会場で受け付けを行い、ゼッケンやらTシャツやらを受け取ります。

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Tシャツは爽やかな緑色で素敵!デサント様が大スポンサー様としていてくれているので、質もデザインもかなりいい感じです。ちなみにバックショットはこんな感じ。

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コース図ですね。前を走る人がこれを着てくれていれば、どの辺で折り返しとかがわかっていいかもー。でも、実際はこの素敵Tシャツを着て走っている人があんまりいなかったんですよね。前回の青いのとか前々回の水色いのとかを着てる人が圧倒的に多い。理由を考えてみましたが、たぶんタグが付いてて、ハサミがないと着れないからってことじゃないかなぁ。違うかな?

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改善の余地ありじゃないですかね?

 

で、まぁ私もこのTシャツを着ることはできず、持参してきたシャツにゼッケンを付けてスタートまでの時間をつぶすわけです。周りをへんてこで耳に残りまくる音楽が延々と流れていながら。

minakami-taiso.com

 

動画もあるよ。

 

 

♪みなカミン~、みなハッピ~、いやー、これヤバいっすね。洗脳されます。開会式ではみんなでこの音楽に合わせて体操をするってのが、本当に楽しくてよかったです。地元の中学生はもちろんのこと、市長やら議員さんも当然に踊れますよねっていう煽りが実に素晴らしい。私もわからないながらも楽しく踊りましたよ。もちろん、そんな姿は誰にも見せられませんが。

 

よし、コース図を確認だ。

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スタートの藤原湖運動広場を出てからしばらく登って、その後は折返し地点まで下り基調。折り返した後は逆の上り基調になって、残り3キロから急激に登るけれど、最後はダーンと下ってゴール。そんな感じ。ダム湖を一周するわけではないのですね。標高差は100メートルくらいだから大したことはない感じですかね。ま、走る前はそんなことを思うもんです。

 

よし、スタートだ。でも、今回はあいにく時計を忘れてしまったので、ペースが全然わかりません。とりあえず、スマホを懐に忍ばせてアプリは起動させていたので、ログは取れているので、後で確認することにしましょう。で、変にスマホに触るとアプリを止めかねないので、今回は写真はなし。すべて時計を忘れたやつが悪い。

 

それにしても、スタート前からくそみたいに暑い。まだ9時前なのに、なんなんだこりゃ。当初の目標はキロ5ぶっ通しで1時間15分といったところかねと思っていましたが、こんだけ暑いとムリムリムリムリカタツムリ。1時間20分くらいがターゲットになりますかね。どうでしょうか。15キロのランナーはパンフレットによると申込ベースで1,310人。果たして何人抜けるかな!

 

5キロ通過 26分09秒

6'38 - 5'40 - 5'45 - 3'55 - 4'11

15キロのコースですが、アプリ上では16.3キロを走ったことになっていました。実際、起伏が思ったよりもあったので、正確な距離が出づらい感じではありますが、さすがにここまでは長くない。特に4キロ目のラップは結構な上りの部分なのに、そこを3分台のタイムで走れるほどの脚力は持っていないので、かなりあてにならないです。ま、それを踏まえて、どうぞ。

 

スタートは大まかに60分目標の人は前で、90分目標の人は中ぐらい、120分目標の人は後ろにとアナウンスされました。ま、私はいつものとおり後ろのほうですよ。で、スタートロスは1分ほど(正確なタイムはわからんですよ)。比較的スムーズに流れていました。

 

スタート直後1キロほどは未舗装路であんまり広くない道なので、抜くのは結構難しい感じでした。でも舗装路に入ると道がグワッと広くなるので、その後は自分のペースで走ることができました。ここからが本番ですわね。

 

走る前は暑くてどうしようもない感じでしたが、コース上はトンネルとか結構日影になっている部分も多くて、どうしようもない感じではありませんでした。ま、それでもくそみたいに暑かったわけですが。そのせいか、結構走ってきたなぁというところで2キロの表示が現れた時には、どうにも止めたくなりました。ヒョイっと右に曲がればゴール地点ですしね。ま、やめませんでしたが。

 

で、3キロ地点に最初の給水所が現れてきました。念願の。でも、給水が全然間に合ってなくてスルーせざるを得ない状況でした。待ってでも取るべきだったなー、今思うと。給水所はコース全体で8か所かな?結構ありました(4か所の往復って感じですか)。すべての給水所に水とスポーツドリンクが用意されていましたが、往路は水→スポーツドリンクの順に配置されていたので、スポドリを飲んだ後に水をかぶるという流れを取れずに困っちゃいました。ま、最初に水も手にしておけばいいだけの話なんですが。ちなみに復路はスポドリを飲んだ後に水をかぶるという流れが取れて、実にいい感じでした。

 

10キロ通過 51分54秒(25分45秒)

5'31 - 5'02 - 4'38 - 4'55 - 5'39

事前に確認したとおり、8キロ過ぎの折り返しまでは下り基調なので、気持ちよく走れるわけですが、走りながらここを戻ってくるのかぁとちょっと憂鬱な気分にもなっていました。それでも7キロ過ぎのダムの上を通るのは実に気持ちがよかった。無茶苦茶に晴れていたので、その天気を恨めしく思っていたんですが、青い空に雄大な緑の自然、そこに現れる巨大なダムという景色は実に素晴らしく、晴れてよかったとすら思いました(一瞬だけ)。ま、でも基本的には暑くて、ムカついていましたけどね。

 

ダム湖沿いで自然豊かっということで、沿道からの応援はあまりありませんでした。それでもこのくそ暑さの中わざわざ外に出てきてくれて、声をかけてくれた方々には感謝しかありませんね。改めて、ありがとうございます。

 

で、折り返し。上りは上りだけど、まぁ走れるなぁという感じだし、トンネルの中は不思議と下ってる?みたいな雰囲気で走れました。このまま最後までいけるかな。

 

15キロ通過 1時間20分24秒(28分30秒)

6'15 - 4'12 - 5'40 - 6'35 - 5'48

そんなに甘くねー。12キロ過ぎシャワーのある給水所から次のトンネルまでの約1キロの上りが傾斜はきついし、長いし、周りみんな歩いてるしで辛かったー。でも登り切っちゃえばあとは下りしかない、そのことを信じて走りました。でも、あれですね。上りを頑張って登ると、その後の下りとかフラットとかでも息が切れてスピードが出ないから、歩いていた人に抜かれちゃったりするんですよね。そう考えると歩いたほうが効率がいいのかと思ったりもするんですが、いったん歩くとその後ちょっと辛いことがあると間違いなく歩く羽目になるので、やっぱり歩かないに越したことがなさそうです。はてさて。

 

でも、登り切った後はホントに下りオンリーで上りがなかったのはうれしかったです。そのせいで、走ってる人に道を譲ることもなくわざわざ横に広がって歩いていた人らにも結局抜かれたりもしたわけですが、うれしかったのは事実です。はい。

 

ゴール 1時間27分31秒

5'09 - (5'04)

んー、キロ6分はかからなかったけれど、想定よりもだいぶ遅くなっちゃいました。ま、仕方ないですね。でも、歩かなかったし、楽しかったしで、結構満足。大田原まで100日切ってることを考えると、あんまり余裕かましてる場合じゃないんだけどねぇ。

 

ゴール後は記録賞を受け取り、再び第2駐車場へ向かうシャトルバスへと向かいました。シャトルバス乗り場が坂の上にあることを考えるとやっぱり第1駐車場に止めたい!次回は間違えないぞっと。

 

☆この大会のイイところ☆

  • 走りごたえのあるコース設定
  • 景色がすごい
  • 夏場でも日影が多くていい
  • トンネルが多くて楽しい
  • みなComing体操がはまる
  • 記念品がダムカード(3枚も)

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★この大会のチョットナーなところ★

  • スタートからしばらくコースが狭い
  • 暑い
  • 第2駐車場が遠い
  • やっぱり距離がもう少しほしい

 

うん、いいレースだった。来年も出たいですね。

 

あと、大スポンサー様であるヤマキ様からこんなものももらっていました。

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うまそー。

 

◆本日の手土産◆

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道の駅みなかみ水紀行館にて。この季節は本当に野菜が多くていい。そのほかも色々と。ちょっと買い過ぎですね。

 

 

runnet.jp

 

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第21回信州爆水RUN in 依田川(長野県上田市)

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信州爆水RUNの鉄人コース(8キロ)に参加してきました。参加は3回目になります。

bakusui-run.jpn.org

 

前回参加したのは4年前(2012年)で、その時は今回と同じく鉄人コースに参加しました。そのときは、履いていたマリンシューズが早々に裂けてしまい、砂利道に悶えながら進むという苦難を味わうとともに、防水カメラをぶっ壊すという憂き目に遭う、楽しいながらも何とも苦い思い出の多い大会でした。

smkw.hatenablog.jp

 

その前は、5年前(2011年)。親子でファミリーコース(3キロ)に参加しました。ファミリーコースに参加するのであれば、浮き輪は必須ですね。絶対に必要。それでも川遊びをしながら、流されているだけのレースってのは衝撃的でした。この楽しさがあったからこそ、今回の参加にもつながったのでしょう。この日以来、私は海よりも断然川派です。

smkw.hatenablog.jp

 

今回は小諸のキャンプ場に家族で前泊しました。

長野 あさまの森オートキャンプ場 浅間山・軽井沢に近い長野県小諸市菱野温泉郷のゆったりできる涼しいキャンプ場(関東 甲信越・東信州エリア)

BBQで肉をたらふく喰い、酒をガバガバ飲み、フラフラになりながらたき火を楽しんだのち、テントで寝ようと思っていたらそこは標高1,000メートル超え。あまりの寒さに風邪をひいたのか、朝起きたらちょっとダルいというコンディションの中、会場に向かいました。ちなみに家族はキャンプ場でお留守番です。ごめんねごめんねー。

 

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会場となる上田市丸子総合体育館へは、泊まっていたキャンプ場からは30分くらいで到着。ちなみに長野自動車道の岡谷ICから約1時間、上信越自動車道東部湯の丸ICから約40分とのこと。東京から十分に日帰りできる距離ではあります。

会場隣接の駐車場に車を止めて、受付。ゼッケンは事前に送付されているので、この受付に意味はあるかいな?と思ったりもしますが、記念品のタオルと大スポンサーであるHOKTO様からの美味しい舞茸、そして貸与品である大事な大事なヘルメットを受け取ります。やっぱり受け付けは必要でした。前回参加時に転倒して頭を打っただけに、ヘルメットがないと恐怖です。ま、ヘルメットの着用は義務なんですけどね。

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ちなみにタオルはこんな感じ。前はKIRINとしか書いてないピンクの普通のタオルだった気がするので、 良くなってる気がします。ま、いずれにせよ寝るときに枕に巻いたりするのに使うわけですが。

 

さて、コース図でも確認しますか。

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コースは基本的に川の中と河川敷のみ。楽しむのであれば積極的に川の中に入るし、タイムを狙う場合は逆に河川敷を走るのが中心となります。

総合グラウンドをスタートして、まずは内村川を下って依田川に合流。第1折返しまで流されて、折り返した後は依田川を上ります。で、第2折返しの後に依田川を下ってゴールという感じです。川ばっかり。当たり前だ。

 

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スタート時間は9時40分。雲は多いながらも晴れ間も見えるそんな天候で、暑さもムンムン。いち早く水の中に飛び込みたい!そんな最高のコンディションの中、スタートします。なんとなく最後方からねー。

前回、防水カメラを水没させた反省から、今回はカメラは持参しません。ごめんなさいねー。なのであとは文字ばっかり、何とかイメージして楽しんでください。ちなみに上にいるのは、大会イメージキャラクターのガッツRUN吉です。ガッツガッツ!

 

第1折返し(1.5キロ)通過 20分

いつも通り最後方からスタート。

1秒を削り出すランナーさんは先を急いで進みますが、グラウンドから出るところがちょっと狭くなっているので、アナウンスに従ってここは焦らない。橋を渡った先から、そう、いきなり川にドボンです。もう多くのランナーが水の中に入ってしまっているだけに、川への入り口ははもう泥水。入るのも躊躇するくらいです。ま、後ろが詰まるので、さっさと入るわけですが。

中に入ると、んー、ちょっと冷たいぃ。でも、気持ちいいぃ!!でも、最初はあんまり濡れたくないって思ってしまったし、水の中はコケでつるっつる。転倒するとびっしょびしょになるので、積極的に川じゃないところを進みます。ま、まだ水量が多くないですしね。下流に向かっているものの、流される感じではないです。しかも今回はしっかりとトレランシューズを履いて臨んだので、砂利道も全然痛くない。恐くない。途中、マリンシューズが避けちゃって裸足で走っている人がいましたが、前回の自分を見ているようで、何とも不憫になってしまいました。あと、笹薮が結構あります。半袖短パンで望みましたが、たぶん長袖にタイツ姿のほうがいいかも。

ま、依田川に合流すると深いところも出てきてしまうんでね。もう濡れないとかどうでもよくなっちゃうわけなんです。あと、依田川を過ぎると折り返しのランナーがやってくるんですよねー。川の中は滑るから全然走れる気がしないんですが、速い人は気にせずすっげぇ速さで進んでいきます。なんなんですかね、あれは。今思い返しても信じられない感じです。

で、第1折り返し。一度堤防の上に上がった公園(ベルパーク)がチェックポイントになっています。給水もあって、いただいた麦茶が体にしみこんでうますぎる。サイコーですよ。

 

第2折り返し(5.5キロ)1時間10分

折り返すと、ここからは来た道を戻るわけですが、今までと違って川を上る形になります。ここまであまり流されてはいないけれど、ここからは流れに逆らって進む場面も出てくるから、ちょっと大変。シャケっぽくいこう。

でも、この区間は楽しかったなぁ。流されそうになるのを耐えて踏ん張って川を反対側に渡ったり、滝みたいになってる階段を上ったり、幅の狭い一本橋みたいになっているところを渡ったり。

それにしても、今回は事前の天候が不順だったこともあって、水量がやっぱり多かったみたいですね。いやはや、当日は曇っていたものの、水の中に入れてよかったよかった。

で、第2折り返しです。

 

ゴール 2時間20分31秒

なんか不思議。

第2折り返しを過ぎたら、また川下りになるはずなのに、こっからすごい時間を使っちゃいましたね。思い返しても、よくわからない。ま、たぶん砂利道を一切走ることなんてせずに、川をぷかぷかと流されていたかもしれませんね。水量が多いとはいえ、流されるとなるともうちょっと水量がいいと思う場面が多いんですよね。大きな岩が体にあたっていたいし。ま、でも水量が多いと足がつかなくなっちゃうとパニックになるから、今回くらいが流されるのにはちょうどいいのかもしれません。

前回は足は痛いし早く終わんねぇかなって感じでこの区間を進んでいましたが、今回は終わってしまうのがもったいなくてわざとゆっくり進んでしまったのもあるかもしれません。それくらい楽しかった。

っつーことで、グラウンドに戻って、ゴール!!

 

いやー、やっぱり疲れた。なんか体中も痛いしね。風邪をひいていたことなんて忘れてしまいましたよ。

ゴール後は爆水汁(きのこ汁)やらカキ氷やらトマトやら爆水パンやら、いろんなものが無料で振る舞われます。食器がデポジットで借りることができますが、参加の際にはマイ椀、マイ箸をぜひご持参くださいねー。

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水遊び後の汁物の旨さは異常ですね。

 

☆この大会のイイところ☆

  • コースのほとんどが川という楽しい設定
  • 無料ふるまいのバリエーションがすごすぎる

★この大会のチョットナーなところ★

  • 天候に大会自体が左右されちゃう
  • 走り終わった後の疲れが異常

また、参加したいですが、1人で参加ってよりも何人かで参加したほうが絶対楽しいね、これは。

 

◆本日の手土産◆

今回はなし

 

 

 

runnet.jp

 

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第9回Overnight 60kmみちくさウルトラマラソン

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Overnightみちくさウルトラマラソンに参加してきました。60キロということで、初めてのウルトラマラソンになります。ウルトラマラソンを走ることはありえないなぁと常々思っていたところですが、夏場は例年あんまり走ってないし、夜通し走るってことは苦手の日差しもないしで、結構いいんじゃね?ってことで軽いノリで参加を決めました。ま、運営側も案内の時点で「競技性は全くありません」とか「本気で走らないでください」とか言っていますしね。ぬるぬるっと楽しんじゃいましょう。

 

michikusa-ultra.com

 

スタートはみなとみらいにある高島中央公園で、ゴールは箱根湯本駅になります。ざっくりしたイメージだと、箱根駅伝の2区から4区までを走る感じですかね。実際にはもちろん違いますが、ま、そんな感じです。

18時スタートですが、あまり早くゴールしても始発電車まで待たされる形になるので、ゆっくりのんびり走ってくれというのが運営側からのお願いになります。普通に走ったら8時間くらいに着いちゃうかなぁって感じだったので、時間調整して10時間くらいでゴールできるかなって想定していました。ま、楽しんでいきましょう。

 

スタートの高島中央公園は、みなとみらい線新高島駅から徒歩5分くらい。横浜駅からでも十分に歩ける距離みたいです(徒歩15分くらい?)。当日の横浜はハマスタでオールスターが行われたりとか、山下公園で花火大会が行われたりとか、なんかいろいろとお祭り騒ぎ。こっちはこっちでお祭りだこの野郎。夜通し走るぞ、オーッ!

 

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とりあえず受付を行い、記念品のTシャツとゴールまでの地図、蛍光のたすき(貸与品)を受け取ります。コースは基本的には東海道を進むので迷いづらいですが、線路を越えたりするときとか歩道がないところとかの注意点が記載されています。気を付けよう。

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ちなみにTシャツの背面はこんな感じです。真ん中のサルは代表さんですかね。どうなんでしょう。

 

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んじゃ、スタート。まだ18時だから結構明るいね。参加者は202名ということで、みんなで塊になって走るわけにもいかんという配慮からか、スタートはアバウトに3つに分かれます。ま、競技性はないし、抜くって感じでもないけれど、なんとなく最後の塊からスタートします。でも、ま、今回は抜いた人数はカウントしないです。はい。

 

5キロ通過 46分55秒

 10'01 - 9'49 - 9'37 - 7'40 - 9'48

スタートからしばらくはスタッフの方が先導してくれます。信号は当然順守なので、ペースは上がりませんわね。スタート時は暑さも感じますが、日が傾くにつれて暑さは緩んできます。コース全体でエイドは2か所しかないので、適宜コンビニやら自販機やらで補給が必要になってきます。ま、そこは都会。補給に困ることはなかろうと手ぶらで臨みました(財布とスマホは持ってますけどね)。でも、スタードジの写真を見る限り、参加のみなさんはしっかり荷物を背負ってますね。リピーターが多い大会ということで、今更手ぶらであることに不安を感じますが、て・お・く・れ・DA!もうどうにでもな~れ!

 

10キロ通過 1時間28分06秒(41分11秒)

7'42 - 8'01 - 10'26 - 6'58 - 8'04

スタッフの方の先導は権太坂の手前くらい?でなくなりました。あとは自分のペースで走ることができるようになりますが、大体これまでとおんなじくらいのペースで走ります。LSDくらいのペースですかね。上のタイムは信号待ちも含んでいるので、もしかしたらLSDよりもちょい早いくらいのペースだったかもしれません。

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あー、ボケちゃってる。1時間ちょっと走ったところで、最初のコンビニ休憩を取りました(セブンイレブン横浜戸塚平戸東海道店、19:10)。特に夕食を先に摂っていたわけではないので、ちょっとおなかも空いちゃいましたしね。たまごロールとソルティライチです。食べ合わせはよくないけれど、それぞれ単独では超旨い。これから後も1時間で1回くらいは休憩をとるようにしよっと。

 

15キロ通過 2時間12分05秒(43分59秒)

7'54 - 9'28 - 10'10 - 8'40 - 7'47

不動坂を過ぎたあたりですかね。歩道の段差に全く気付かず、派手に転倒してしまいました。流血騒ぎです。打った左足はちょっと腫れてる感じもあるんで、とりあえず、コンビニに立ち寄ります(セブンイレブン横浜戸塚吉田町店、19:49)。

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白くまー。全然走れますね。残り50キロとかあるけれど、気にせず行きましょう。もうお気づきかと思いますが、この後、写真はエイドで食べたものしかありません。夜ですしね。スマホしか持ってないですしね。

そんなこんなでようやく戸塚の駅。ここでちょっと道に迷う。後ろから来たランナーに正しい道を教えてもらって事なきを得るものの、前に走っていったランナーはたぶん違う方向に走っていったように見えたけれど、彼は大丈夫だったんでしょうか。ま、大丈夫だったことでしょう。

 

20キロ通過 2時間55分48秒(43分43秒)

7'10 - 7'30 - 12'16 - 7'43 - 9'04

どんだけ走っても戸塚から離れられない。広いな、戸塚。コンビニ休憩取ったけれど、戸塚に入ってもう3か所目だよ(ファミリーマートせきぐち戸塚原宿店、20:46)。

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塩分補給、とても大事。10時間走るとなると、コンビニも10か所くらいは寄るよね。コンビニに置いてあるスポドリ、制覇しちゃおう。そうしよう。

20キロ手前、藤沢バイパス出口の分岐を曲がって、ようやく藤沢市に入ります。って、戸塚って市じゃなくて区なんだよな。どんだけだよ。

 

25キロ通過 3時間54分15秒(58分27秒)

9'13 - 8'57 - 9'08 - 22'11 - 8'58

そろそろ、疲れてきちゃったな。走ってる距離というより、走ってる時間が結構長くなってきたんでね。こんな長い時間LSDなんてしないし。ってことで、ちょっと長めに休憩をとることにしました。そのせいで、再び走りだせなくなったりして。ま、だったら歩きますよ。ってことで、コンビニへ(セブンイレブン藤沢辻堂太平台2丁目店、21:45)。

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長い休憩だから、炭酸を飲む。ソルティライムソーダ、うまいぜ。あと、くりぃむわらびを食べました(写真取り忘れ)。いやー、これ旨いわ。疲労感も相まってってことだとは思いますが、体にしみこんで元気が出てきます。こりゃ、この後も走れるわ。

本当はもっとカロリーを摂んなきゃいけないんだけど、胃が弱いのでそんなに食べれないー。やっぱりウルトラには体が向いてませんね。ゆるゆるのこのくらいの大会でちょうどいいです。頑張らない。

 

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ふわっとろ くりぃむ わらび(黒蜜入り) - セブン-イレブン~近くて便利~

 

30キロ通過 4時間40分20秒(46分05秒)

8'26 - 11'50 - 8'21 - 9'09 - 8'19

さて、長めの休憩でリフレッシュして、再び走り始めます。で、25キロを過ぎてちょっと行くと、海沿いの道にぶつかります。その浜須賀の歩道橋のところで公式の第1エイドが開かれていました(22:29)。

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エイドはチェックポイントも兼ねており、寄らなければいけません。で、いろんな飲み物やバナナ、スイカとかが振る舞われていたので、美味しくいただきました。ありがとうございました。

で、海沿いの道を走ります。ここまでの道路は、店とか住宅が絶え間なくあったので、夜になったとはいえ暗い道っていう印象もないし、寂しく思う場面は全くありませんでした。でも、ここからは違う。海側は防風林?防砂林?がザワザワざわめいているだけだし、山側もなーんにもない。道路は道路で夜中に爆音を立てて走る変わった車やら二輪車がたくさん通って、治安の悪さを感じさせます。そして何よりも街灯がなくて暗い。ヘッドライトや懐中電灯を必ず持つように案内がありましたが、ここにきてその理由がわかりました。確かにここは必要だわ。

ってことで、ここから寂しくてつらい時間が始まってしまうのです。

 

35キロ通過 5時間33分52秒(53分32秒)

8'34 - 8'57 - 11'41 - 12'21 - 11'59

いやー、ホントに暗い。歩いてる人も多くなってきて、なんかそれにつられそうになってきます。店も全然ないし、コースアウトしないとコンビニなんてないぞこりゃ。30キロ手前のサザンビーチにコンビニがあって多くのランナーがそこに寄ってたのはそういうことか。あの時はちょっと混んでるし、次のコンビニに寄ろうってスルーしたけれど、完全に失敗した。水分もカロリーも元気も、何もかも消え失せてしまったよ…。

っつーことで、それまでも大したスピードで走っていませんでしたが、茅ケ崎から平塚へ渡る湘南大橋から完全に歩き始めました。っていうかさ、フルの距離すら走ってないのにね。何言ってんだこいつ、って感じです。改めて思い返せば。

で、3キロくらいですかね。コンビニを求めて彷徨っていたら、右手のコース外のところに光る何かが見えました。あれは…セブンイレブンだ。助かった…。ということで、立ち寄ります(セブンイレブン平塚虹ケ浜店、23:57)。

もうね、写真を撮る余裕とかもないですわ。クエン酸がほしくてトロピカーナ100%オレンジジュースと、おなかが空いているけれど何も胃に入らないという状況から、それでも飲み込めるってことでポカリスエットゼリーを飲みました。少しは生き返った、かな。

 

40キロ通過 6時間32分25秒(58分33秒)

13'11 - 8'30 - 18'41 - 9'39 - 8'32

とりあえず補給して少しは生き返りましたが、いずれにしてももう少し我慢したら大磯の公式の第2エイドがあったんですね。カップラーメンエイドです。

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1人当たり2個分はあるから、好きなだけ食っていいよーと大盤振る舞い。それならとお言葉に甘え…たいところですが、当然に胃袋がそんなのを受け付けられないことは百も承知だったので、できる限り小さいのを。

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カップヌードルカレーのミニサイズ。麺はどうでもよかったけれど、このしょっぱい汁をどうしても体に入れたかった。美味しくいただきまーす。

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あと、飲み物やフルーツポンチ(フルーツ杏仁?)、たくあんが振る舞われていました。ありがとうございました。

大磯のエイドで寂しくてつらい道はおしまい。多少は周りも明るくなります。その意味でもうれしいねぇ。日付はもうすでに回っちゃったけど、また元気が出てきます。んじゃ、再スタートを切りますか。残りハーフマラソンくらいですしね。

 

45キロ通過 7時間33分39秒(1時間01分14秒)

12'22 - 9'45 - 12'13 - 10'40 - 16'14

コンビニを見ると入りたくなってきます(スリーエフ西小磯店、0:59)。横浜を中心に神奈川ってスリーエフが強いかと思っていたんですが、セブンイレブンとローソンが結局強い。ま、仕方のないことですが。

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ま、飲み物だけしか買ってないですけどね。

それにしても、海沿いの道と違ってコンビニも自販機もあるし、松並木とかもあって景色が全然違う。いわゆる街道沿いの道になってホントにホットしました。ま、歩いている場面のほうが多かったわけですが。

 

50キロ通過 8時間26分00秒(52分21秒)

11'48 - 10'00 - 9'06 - 10'05 - 11'22

眠い。眠すぎるよ。そうだよなー、もう夜中の2時とかだもんな。とりあえず、カロリーが摂取できて、眠気が取れるものでも飲もう(ローソン西湘二宮店、1:45)。

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3じのひとゆるみ。午前2時に飲みますが、何か。くっそみたいに甘くて、おいしくて、目が覚めました。このくらいの時間になると、周りにいるランナーも固定化されてきてコンビニで休むたびに声を掛けたりして、なんか親近感がわきます。このコンビニで休んでいる人たちがみんなカフェオレを飲んでいたのは、きっと気のせいです。

 

55キロ通過 9時間25分42秒(59分42秒)

19'55 - 11'05 - 9'19 - 9'04 - 10'19

元気が出てきたなんて気のせいだよ…。っつーか、眠いし。

ま、あと10キロだからな。最後の大休憩みたいな感じで、ちょっとコンビニによるか。道の反対側だけれど、わざわざ寄るよ(ローソン小田原国府津二丁目店、2:43)。ちなみにこのころにはスマホの電池も空っぽになってしまいました。そんなものですよ。

とりあえず、後はゴールまで走るか。予定の10時間はちょっと超えちゃいそうですけどね。

 

60キロ通過 10時間26分24秒(1時間00分42秒)

20'11 - 8'21 - 8'57 - 11'16 - 11'57

ま、うっすらと気づいていたことではあったんですが、このコース、60キロ以上確実にありますね。誤差とかじゃなく、確実にある。大きな道路なので、小田原まで○○キロみたいな感じで表示がされていたんですが、スタート早々の戸部のあたりで小田原まで55キロみたいな感じで、あれ?直線で進むわけじゃないし、小田原と箱根湯本も距離あるよなぁと色々なものを思ったのを思い出しました。ま、そんなに離れているわけではないけれど、やっぱり60キロ以上はある。してやられました。

もう休憩はしないつもりでしたが、コンビニへ(ローソン小田原浜町店)。結局あと何キロあるんだ?とりあえず小田原城までは走りましたが、そっからは完全に歩きモードに移りました。まいったね。

 

ゴール 11時間06分59秒(40分35秒)

10'34 - 10'13 - (8'47)

2.5キロくらいは長く走りましたかね(stravaだと65キロも走ったことになってる!)。ちょっと長すぎるよ。タイムのズレは、たぶんスタートが一番遅かったロスだと思います。ゴールタイムは一応記録証のものを載せているので。

 

ゴールでは記念写真を撮り、おにぎりとお味噌汁、ビール…じゃなくて第3のやつをいただきました。ありがとうございました。ぐったりです。走っている間はあんまりほかの参加者の方と話をすることはなかったんですが、ゴール後いろんな話ができて楽しかったです。イイネ。

 

で、大会終了後、完踏証明証とゴール時に撮影した記念写真が郵送されてきました。写真を送っていただけるのは、なんかうれしいですね。ありがとうございます。

 

☆この大会のイイところ☆

★この大会のチョットナーなところ★

  • セルフ補給が中心なので、よくよく考えると大会じゃなくてもいいんじゃ?
  • よくよく考えなくても、参加料が高いんじゃ?

 

ま、いずれにせよ胃腸の改善が図れない限りはウルトラマラソンはまだ挑戦しなくてよかったっぽいです。そのことが分かっただけでも収穫。

 

◆本日の手土産◆

蒲鉾とか買いたかったですが、開いてるお店がないので断念。

 

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