第9回嬬恋高原キャベツマラソン(群馬県吾妻郡嬬恋村)
おおっと、注意されているぜ!
「No.1 Hard Race!」と銘打たれた嬬恋高原キャベツマラソンに参加してきました。参加は初参加になります。以前から「日本一ハードなロードレース」とか「日本一アップダウンが激しい」とか「景色がまるで北海道みたいなレース」とか何か色々と言われているので、かなり気になっていたレースでして、今回は満を持しての参加と相成ったわけであります。
ま、それでも乗鞍天空も結構頭おかしい感じだし、奥武蔵グリーンラインチャレンジも走ってるし、参加したことはないけれど甲州フルーツマラソンとかも相当やばいから、それらをさておいて日本一と言っていいのかなー、んー?みたいなスタンスで望みました。
しかし、金曜に変な酒を飲み過ぎたせいで、前日の土曜日は一日胃が荒れ荒れ。ほとんど食事もできないまま当日を迎えました。やばいなー。しかも、前日に改めてはがきを確認したんですが、会場って高速のインターからものすごく遠いのね。ざっと想定してみると、自宅のある北千住からで会場まで少なくとも3時間はかかる。で、受付が当日は5時から8時までとあって、あんまりギリギリに到着したくないと7時に着くくらいで行きたいと考えると、あれー?家を4時には出なきゃダメじゃん。きついなー。胃が荒れてるし、今回は見送るか?
などと弱気なことを思って当日を迎えましたが、予定通り3時半に何とか起きれたので会場へ向かいました。果たして、走れるのか!?
予定通り7時過ぎに会場であるパルコールつま恋リゾートに到着しました。現地は小雨交じり。日差しもなければ、暑くもない。朝食もサービスエリアでとりあえず摂ることができたし、走るぞー!オー!ま、どっかでスタミナ切れを起こすことは必至なだけに、無理はしないでおこう。
以下、覚書。
はがきに書いてあった通りに「パルコール嬬恋リゾート」とカーナビに入れて駐車場に止めましたがそこは第4駐車場というところで、シャトルバスが必要なところでした。会場至近の駐車場はまた別のところにあって、今回行ったくらいの時間であれば止められたので、今度はそっちがいいかも。いいかもー。でも、シャトルバスは絶え間なく頻繁に行き来してくれているので、正直ストレスは感じなかったです。なので、第4駐車場でも何ら問題なし。
以上。
ちなみに嬬恋村のゆるキャラは嬬キャベちゃん!かわいい!!会場には着ぐるみの嬬キャベちゃんも来ていましたが、写真に収める前にどこかに消えてしまいました。なんだかなー。あと、この大会の大スポンサー様であるマルコメさんも着ぐるみの姿でいらっしゃっていました。いつもありがとうございます。
https://www.facebook.com/wife.cabagge/
受付を行い、ゼッケンなどを受け取ります。THANKS WIFE!妻も一緒に行く?と誘ったんですよ、これでも。しっかし、朝が早すぎると即拒否されました。そこは愛妻家。妻の意向を最優先して、今回もボッチで会場にいるという結果となりました。
撮りましょうか?と言われて、そそくさと逃げ出したボッチは私だ。 pic.twitter.com/0atg0jjAe0
— 鮫川ひろし@7/3嬬恋キャベツ (@t_smkw) 2016年7月2日
ちなみに参加賞はこんな感じ。キャベツ柄のエコバックがたまらなくイイ!ちなみにキャベツはゼッケンの切れ端と引き換えなので、ゴール後に受け取ることも可能です。
取りあえずスタートまでやることがないので、無料コーナーにて キャベツをむしゃむしゃいただきました。上にかかっているのは3種類くらいから選べる感じでしたが、やっぱり味噌マヨが至高ですわね。
Tシャツとかタオルも販売されていました。素敵デザインなので何か手に入れたいなーということで、シューズバッグを購入しました。うちわはおまけよ~。
さて、現実に戻ってコースを確認します。嫌だ。
高低差を見るのがわかりやすいですね。スタート・ゴール地点が最高点で、まずガーンと下って、第2折り返しに向かって登り基調。でも折り返しに向かってまたガーンと下って折り返し。その後は下ったところを登った後下り基調、でも最後の2キロは馬鹿みたいに上るという設定。きつい。単純に前半が下りで後半が上りと言い切れないのが、正直難しいですね。
さて、そろそろスタートです。スタートまでは小雨が降ったりしていましたが、結局上がりました。でも、暑さを感じないいい感じの気候。ゴールまでこんな感じでお願いしたい。ハーフの参加者はエントリーベースで2,131人。とりあえず、一番後ろに陣取りましたが、果たして何人抜けるかねぇ。今回はちょっと弱気な感じですが、ガンバロウ!
5キロ通過 29分56秒
6'46 - 5'43 - 6'38 - 5'26 - 5'21
スタートロスは大体2分。スタート直後は激しい下り坂のため、それなりに序盤から走ることができます。イイネ!でも、広い道を下りきってフラットになった途端に、2キロ過ぎにある第1折り返しから戻ってくるランナーが現れて、追い抜きがちょっと難しくなります。うーん、仕方なし。それでも、この区間は思いっきり下りなだけに、帰りにここを登んなきゃいけないのかと、若干憂鬱になりながらも気持ちよく走ります。ま、ラップを見てわかるように相当我慢はしながらですけどねー。
10キロ通過 58分15秒(28分19秒)
5'11 - 5'34 - 5'47 - 5'48 - 5'56
パノラマラインに入ると上り基調へと転換します。でも、ただ上るだけじゃなくて登っては下ってを繰り返しながら、でも全体としては登っているというのが、何ともつらい。それでもこの区間は上り坂としてはさほど辛くはないんですよね。十分走れる感じ。こんな感じでいければいいなぁと思って走っていました。ちなみに毎年9月にキャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶという恐ろしい大会を繰り広げる愛妻の丘は10キロの手前位ですかね、パノラマライン沿いに現れます。ここでレースをやめさせてくれるのであれば、いくらでも愛を叫ぶ自信がありますねぇ、私にゃあ。
15キロ通過 1時間27分33秒(29分18秒)
6'37 - 5'08 - 6'20 - 5'42 - 5'32
10キロを過ぎてから起伏が明らかに激しくなります。ペースも明らかに落ちてしまい、歩いたほうがいいんじゃないかと思うほどになりますが、そこはまだ半分も来ていないくらい。きついにはきついけれど、ここで歩いたらこの後の上り坂すべてを歩く羽目になると、ちょっとだけ気合を入れました。で、登り切った後に同じくらいの勾配を下った先に第2折り返しが現れやがります。下った後に現れたら、まーた登んなきゃいけないじゃないか!この辺がハードなコース設定というやつなんですね。思い知りました。ちなみに、「まもなく折り返し」という表示からしばらく折り返しが現れなかったことも忘れていませんよ。
20キロ通過 2時間00分25秒(32分52秒)
5'45 - 5'24 - 6'22 - 6'15 - 9'01
第2折り返しを過ぎて、嫌な感じの坂を上った後は残り2キロまで下り基調になります。ペースを上げたいところではありましたが、残念なことにエネルギーが空っぽであることを14キロくらいから感じていました。こりゃ、全然力が入らないぞ。うーん。しかも、時を同じくして気温が上がってきたのか、ものすごく体に熱がこもっている感じがたまりません。それでもムシムシした感じがしなかったのは実に幸いでした。帰り道、渋川のコンビニに立ち寄った時に車外に出たときに感じたとろけそうな感じと言ったら!!東京もこんな蒸し暑さだったんでしょう。それに比べたら、余裕でした。ま、でも下り坂をだらだらでしか走れないでいて、「こりゃ残り2キロは歩くしかないな」と諦めていました。ま、ここまで想定以上には走れていたからな。仕方ない。愛妻家などと言いながら、チームR2のおねいさんに離されないように頑張っていたことは誰にも内緒です。いつの間にかちぎられましたけどね。
ゴール 2時間12分25秒
9'56 - 2'08(8'02)
ま、ワーストではなかったですけれど、ひどいタイムでしたねー。でも最後の2キロをきっちり走ったところで2時間オーバーでしたね、こりゃ。でも、この時期はタイム云々は二の次でしょ。たのしく走れたし、練習には十分なったし。なんか、秋に向けてそろそろちゃんと始動しようという気になってきました。ナイス、キャベツ!来年も東和の地獄坂とどっちに出るか、今からぜいたくな悩みが始まってしまいましたよ。愛妻は9月に叫べなどと言っていますが、私には何も聞こえない。
で、ゴール後にVAAMと完走証をいただきましたが、完走証の裏面にはラッキー賞の抽選というおまけ要素が!結果は…
ラッキー賞H!やったね!!完走証をオリジナルデザインのクリアホルダーに入れてくれるのもうれしいねぇ。で、中身はというと…
タオルか。TO?
東海大学!なんで!?研修センターが近くにあるからか!?
ま、ありがとうございました。
☆この大会のイイところ☆
- 走りごたえのあるコース設定
- 駐車場の誘導や案内の係員が恐ろしいほどたくさんいるところからわかるくらいに村総出での歓迎ムードがやばい
- 景色がすごい
- 給水も充実
- レースが少ないこの時期に設定してくれるだけでありがたい
- 何か色々なデザインが素敵
★この大会のチョットナーなところ★
- 最後の坂がエグい
- 「まもなく」が間もなくない
どうでもいいな、こんなの。また、出ます。東和ロードレースと交互かな?
◆本日の手土産◆
この時期は夏野菜が充実していて、お土産もはかどるわぁ。
こんなものも買いましたけどね。
第7回秩父の名峰・武甲山トレイルラン(埼玉県秩父郡横瀬町)
武甲山トレイルランに参加してきました。参加は3年前の大会以来、2回目。そのときは武甲山の登山口に入る全然前、5キロくらいの地点で足をグネってしまい、しかもグネり具合がとても良くなかったようで、第1ASでリタイヤするという結果になっています。なので、初参加みたいなものですね。新鮮!
http://sportsaid-japan.org/NEW/guide/16buko-site.pdf
駐車場から見た武甲山の眺め。今日はあの頂まで登るのか。嫌だなぁ。
ちなみにゆるキャラ「ブコーさん」はこんな感じ。なんかやっぱり嫌だなぁ。
コースはこんな感じ。
スタート・ゴールは芝桜で有名な羊山公園。琴平ハイキング道を通って、登山口に来るまでに9.4キロ。そっから、武甲山、子持山、大持山と立て続けに登って、下山。19.6キロからはゴールまで7キロちょっとロードを走るという設定。最後のロードが実に地獄設定で嫌だなぁ。
今回は自家用車で会場まで向かいました。高速を使おうかなぁとも思いましたが、時間があんまり短縮されないような気もしたので、下オンリーで。スムーズに行けたので、北千住からで大体2時間半くらいで到着できました。注意点があるとしたら、早朝は国道299号は東吾野のサンクスを逃すと横瀬まで店がないってことくらいですかね。次のコンビニが来たら朝食にしようと思っていたら、結局会場近くまで来てしまっていました。入間のあたりで牛丼屋に入っておくべきでしたね。あと、埼玉だし、山田うどんとか。ちなみに電車で行くと最寄りの横瀬駅から会場まで2キロくらい。ま、歩けなくない感じですね。
さて、8時前には会場入りして受付。9時半のスタートまで時間をつぶします。ちなみにTシャツは希望しなかったのでもらいませんでした(ま、エントリー料500円OFFなだけだから、希望しても全然よかったけどね)。
開会式のち準備体操をして、スタートです。参加者は大体600人ということ。今日は何人抜けるかなーっと。
最後方からの視界はこんな感じ。仮装の人はさすがにいないわね。スタートロスは1分くらいでした。
大渕寺AS(5.6km) 1時間07分
トレイルなので、ラップとか何の意味も成さないっつーことで、ASごとの大体の通過タイムを記します。次回の参考のためにもねー。
まず最初に羊山公園をぐるっと一周して、ハイキング道に向かいます。トレイルになって結構早々にシングルトラックになってしまうので、渋滞が発生。やっぱりタイムとか狙うんだったら、スタートは前のほうにつけるべきでしょう。あと、序盤はちょっと無理して飛ばすのもアリかな、と。私はしないけど。
で、まぁ渋滞になっているので、前の人が走れば走るし、前の人が歩けば歩くという、完全にストーカーっぽい動き。ちゃんと健全におっさんばかりを追いかけました(逆に健全じゃない?)。
最初のエイドからコーラをグビグビいただきまーす。ほかにもバナナやらオレンジやら、やっぱり充実してますねー、ありがたい。ちなみに去年は、ここで収容されたことも思い出しました。以降は未知なる体験ということです。
登山口AS(9.4キロ) 1時間47分(40分)
大渕寺を過ぎて、ちょっと行った土津園(はにつえん)にて虹色アフロの面々からあっつい声援をいただきました。中でも、「ひろし、がんばれー!」と大声で応援してくれた、あのおばちゃんには元気づけられましたね。私は別にひろしでも何でもありませんが。たしかにゼッケンには名前は書いてありますが、博も弘も宏も浩も洋も広も含んでないんですけどねぇ。なんでしょう。でも、ありがとう。しばらく改名します。
しかも、私設エイドでみそキュウリやら漬物をふるまっていただきました。まじでキュウリうますぎ。栄養がないなんて信じられない。
で、まぁその楽しい付近を過ぎた後も少しはがんばろうと思いましたが、砂利道の登坂でなんともテンションが上がらず、だらだらと歩き続けました。ま、今は無理するところではないよ、充電充電!ってね。だけど、走って追い抜いていく人が「もうすぐ関門やばくね?」みたいなことを言っていて、ちょっと焦りました。しかし、その焦りが走りに全く見られなかったのが残念な感じです(多少は早歩きにはなった気がしますが)。
で、登山口ASに到着。関門まで、まだ13分ありました。なーんだ、余裕じゃん!相変わらず、コーラをグビグビいただき、塩やらメロン、かりんとうをいただきました。ごちそうさまでした。
シラジクボAS(13.2キロ) 3時間25分(1時間38分)
こっからは、武甲山の登山になるので、ひたすら歩くよ。なんか、もう、ずっと歩きっぱなしですね。トレッキングをしに来てるんでしょうか。ま、でも改めて高度を見ると、走れるわけない部分ですわね(上の図の9~12キロあたり)。逆に前の区間をもうちょっと真面目に走っておけばよかったと思いながら、よたよたと登って、給水と言って休憩して、またよたよたと登ってっつーのを繰り返し、なんとか武甲山までたどり着きました。いやー、長かった。あと、関門の心配もしなくて大丈夫そうだし、良かった。
山頂には御嶽神社があり宮司さんがお迎えしてくれました。参拝して、ちょっとコーラをいただいて、下山です。下山と言いつつこれから子持山、大持山とまだ登りが残っていますが、なんか気分が違いますね。一気に元気が出てきました。
で、シラジクボASに到着ー!相変わらずコーラをグビグビいただき、おかゆに塩昆布を載せていただいたものをいただきました。沁みるわ。美味し過ぎました。
延命水AS(19.6キロ) 4時間59分(1時間34分)
シラジクボASから30分ほどで小持山に到着(上の表示「25分」は下りですからね、言い訳ですけど)。
で、小持山から20分ほどで大持山に到着ー!あとは下りだ、下り。ほぼ登りはないぜ!イエーイ!!でも、下りも結構な傾斜でねー。うまい人はぐいぐい走るんだけど、私はうまくないからちょぼちょぼ走ります。足が靴の中で動いちゃって、つま先も痛いしねぇ。黒爪にならなきゃいいけど。でも、まぁ下りは楽しいですねー。
で、下山。完全に下山。延命水ASです。冷やっこくて、うますぎぃ!頭からザブザブかぶらせてもらいました。
あっ、でもコーラもグビグビいただきましたけどね。ファンタグレープも。
横瀬駅前AS(25.1キロ) 5時間40分(41分)
延命水以降は、ゴールまでひたすらロードです。つらい。でも、ここはセメント工場の敷地内ですか?みたいなところを延々走るので、それはそれで非日常的で楽しかったりもします。微妙に下り基調だし。でも、山を越えてきた身体だと一定のペースでジョグるのが精いっぱい。とりあえず、最後のASまでは淡々と走りぬこうとがんばりました。ペース的にはキロ6分半くらいでしたかね。なんとか、ASまでたどり着きました。で、そこでフルーツポンチやら最後のコーラをグビグビいただき、早々にゴールへ向かいます。そう、写真を撮るのも忘れるくらいにね。当初の想定としては5時間半くらいでゴールしたかったんですが、それも過ぎてしまったわけではありますが、まだ6時間は切れると。ま、半分くらいは歩いても大丈夫だけど、羊山公園に入ると最後はのぼりなんだよなぁ、ちょっと貯金しておきたいなぁということで、急いでいたわけなのです。ここまで来たら、6時間は切るよ。
ゴール 5時間57分25秒
ま、横瀬駅まで来ていればね、残りは2キロなかったですし。いくら上りだといっても、なんとか走ったり歩いたりしてゴールできました。ぐったりー!
ゴール後も各種ドリンクをグビグビいただき、お汁粉もいただきました。この季節、走り終わった後にあったかいのってどうなのよーと思いましたが、きっちり冷え冷えでした。美味しくて、幸せ。
いやー、でも山を登っている間はやめたくてたまらなかったけれど、やっぱり楽しいわ。次の大会も楽しみだし、8月のクリスタルトレイルも申し込んじゃいました。ムフフ。
☆この大会のイイところ☆
- エイドが充実
- 登りがいのある山
- 暑い季節でも日影が多い
★この大会のチョットナーなところ★
- ロード部分が多いよ
- 特に下山後のロードが辛いよ
- 下りが急で走るにはテクニックが必要
ま、来年かどうかはわかりませんが、また出ますね。
◆本日の手土産◆
ゆず味噌せんべい セブンイレブンにて
本当は四里餅が買いたかったんだけど、もっと早い時間にゴールしないと売り切れてしまって買えないので、買いに向かいもしませんでした。全く。
で、仕方ないので帰り道を物色していると、怪しい雰囲気。
なんか、素敵な感じの上、値段も安いので300円分購入しました。
無農薬だし、形もいびつよ。でも、味はうますぎぃ!
第40回富士裾野高原マラソン大会(静岡県裾野市)
富士裾野高原マラソン大会のハーフマラソンに参加してきました。初参加になります。坂がきついとか、坂がえぐいとか、坂ばっかりとかそんな情報は得ていたので、どんなもんだから味わってやろうと、ま、そんな趣旨での参加になります。
富士裾野高原マラソン大会 - 「裾野市陸上競技協会」公式ウェブサイト
で、実際どんなもんなんでしょうね。そのきつい坂ってやつは。ホームページとか見ても高低図が載ってないので、いまいちよくわからないんですよね。結局会場についても、どんなもんかわからなかったので、ぶっつけ本番で坂に臨むことにしました。
で、走った後のアンビットちゃんによる高低図は上のとおり。もちろんぴったり正確なわけではありませんが、結構いい感じだと思います。十分参考になる。スタート地点から7キロくらいまで250メートルをひたすら上って、ちょっと下った後で、また同じ最高点まで登って、最後はひたすら下ると。そんなコース設定です。確かに序盤がえぐい。
コースはこんな感じ。
坂を上って、比較的平坦な(とはいえ十分アップダウンがある)所を2周して、上ってきた坂を下ってゴール。そういうこと。2周するのが吉と出るか、凶と出るか。ま、コースの具合がわかるので、つまんない―と思って走りながらも、結果的にいい方向に転ぶことが多い気がします。なんとなく。
さて、今回は電車で向かうことも考えましたが、自家用車で行きました。
なんだかんだ新幹線を使わないと間に合わなさそうだし、裾野は東名高速で御殿場からちょっと行っただけなので、あんまり遠くないし。ネックはG.W.最終日なので、帰りに渋滞に巻き込まれたら嫌だなぁということくらい。ま、ハーフだし、早い時間に出発することができるでしょう、とね。あと、沼津駅や裾野駅からシャトルバスが出るという話でしたが、結構な別料金を取るっていうことも、最終的には自家用車を選択したところかも。
スタートは10時で、9時半までに受付をする必要があります。会場となる裾野市運動公園陸上競技場は東名高速の裾野インターからすぐ。ま、余裕をもって6時に家を出ましたが、サービスエリアで朝食を食べたり、トイレに立ち寄ったりと色々と余裕をかましながらも、私の住む千住からは2時間ほどで会場へ到着することができました。近いよ。
駐車場は事前情報じゃよくわからなかったんですよね。会場近くにあるかもしれないし、インター近くに止めなきゃいけないのかもしれない。高速下りたら、駐車場の誘導があったけれど、果たしてここに止めるべきなのか、もっと会場に近づいてもいいのか、ちょっと迷ったところですが、結局(無料の)シャトルバスが出ているということなので、その駐車場へ止めました。ま、会場まで歩かなきゃいけない微妙な距離の駐車場よりはだいぶ良かったけれど、結果的には早い時間であれば会場隣接の駐車場も利用できたっぽいですね。次回はその方がいいかも。
いい景色に、いい天気。富士山はやっぱりテンション上がりますね。
そんな状況下でサクッと受付を行い、ゼッケンや記念品のTシャツを受け取ります。
今回のTシャツはこんな感じ。ま、悪くはないですわね。
パンフレットの封筒に「超ドS」と書いてあるのは、実になんだかなぁと思いましたが、これは静岡新聞のキャッチフレーズなんですね。こんなレースに参加する「超ドM」なランナーたちをあざ笑っているのかと思いましたね、正直。…ステキ。
受付後は陸上競技場内の更衣室で着替えて、観覧スタンドに陣取ってスタートを待ちます。ま、ものすごい晴れ間の中で日陰で座って待てる場所が確保できたのは本当に良かった。荷物は荷物預け場所が別途設けられていましたが、更衣室内のコインロッカーも使えたのでそっちを利用しました。お金も戻ってくるタイプでしたしー。
で、まぁ観覧スタンドにいたのでね、珍しく開会式とかのセレモニーを最初っから最後までばっちりきっちり眺めて、日陰にいるのに暑さに震えながら、スタートの時間を待ちます。
それにしても、こんなにきれいな富士山。この雄大でステキな富士山に向かって走れるなんて、なんて幸せなことなんでしょう。雲一つない青空…ん?富士山にだけ雲がかかってね?こっちは全くもって日陰部分がないんですけどー、なんだか、おかしい。
で、スタート。なんですが、その時には富士山が見えなくなっていました。なんだ、それ。だったら、こっちも曇れよ、全くよぅ!ということで、最後尾から今日も頑張ります。参加者は1,645人。今日は何人抜けるかなぁ!
5キロ通過 32分08秒
6'36 - 6'15 - 6'17 - 6'38 - 6'19
スタートロスは1分弱。競技場のトラックで幅広いし、コース全体が参加者の人数に対してかなり余裕があるので快適でした。イイネ。スタートしてちょっと行ったら、すぐに上りが始まります。この辺は当初に示した通りですね。渋滞とか混雑とかそういうことじゃなく、上りがきつくてこのペースです。でも、ま、きつい坂があると覚悟して走り始めたので、想定の範囲内って感じです。
想定外だったのは、むちゃくちゃな暑さ。競技場をぐるっと回っているときは、多少なりとも風を感じられたんですが、上り坂に入った途端に追い風の向きになってしまったようで、全く風を感じられない。日差しは遠慮なく降り注ぐし、富士山見えないしで、実に地獄。参ったなぁ、おい。
とりあえず、3キロの最初の給水所でヘロヘロな体に水分を補給しましたが、先が思いやられます。途中、歩く人やら、いきなりリタイヤしちゃう人やらを、実にうらやましく感じながら先へと進みます。以降、給水所は実に頻繁に現れてくれまして、2キロ毎くらいに設置してくれていました。場所によっては、水だけじゃなくてスポーツドリンクがあったりスポンジがあったりしてくれたのも、助かりましたね。うん。
10キロ通過 59分16秒(27分08秒)
5'25 - 6'03 - 5'07 - 4'50 - 5'41
5キロ過ぎで左折したことで、ようやく風を感じることができるようになりました。まだ、ちょっと上りは残っていましたが、だいぶ楽になりましたねー。ありがとう、風。サンキュー!
で、7キロ過ぎからは下り基調に転換します。下りになると、下った分だけまだ登んなきゃいけないじゃんと、気持ちよく走り切れてはいませんでしたが、こうして高低図を振り返ると、そんなに下っていませんでしたね。あんなに恐れおののく必要はなかったということです。この辺まで来ると、ところどころで日陰も現れるようになってきましたが、暑いことには変わりなし。でも、やめたいという気持ちはすっかりとなくなりました。さぁ、2周目に入るよ。
15キロ通過 1時間27分40秒(28分24秒)
5'37 - 5'57 - 5'54 - 5'37 - 5'17
2周目となると、やっぱり上り下りの具合がわかるので安心感が違います。しばらく上りますが、気が楽になったのか、たぶん1周目よりもいい感じで走れています。14キロ手前でまた最高点に到達した後は、残りはほとんど下り。ビュンビュン飛ばそう!ビュンビューン!
20キロ通過 1時間53分22秒(25分42秒)
5'18 - 5'40 - 4'57 - 4'55 - 4'51
下りオンリーと言いたいところですが、パノラマロードにぶつかる手前だけちょっと上り。ペースだけ見れば頑張ってる風ですが、下り基調ということを考えるとやっぱり物足りないですね。ま、暑かったし、仕方のないところでしょうか。
とはいえ、残り5キロくらいからは、頑張れば2時間切れるなぁということで、結構頑張って走っていたのは事実。目標も低いし、頑張ったってタイムでもないけれど、ま、頑張ったということで。向かい風で、暑さも感じなくなってきたしね。
ゴール 1時間59分12秒
5'15 - (5'58)
ま、なんとかギリギリで2時間は切れましたね。暑さと起伏を考えたら、上出来でしょう。それにしても、暑かった。富士山は見えねぇのに。
ゴール後は記録証を受け取りますが、なんだかここで大渋滞。記録証の行列がなんともうまく誘導されていなくて、ぐっちゃぐちゃ。ゴール後にぐったりしながらも並んでいるのはなかなか辛いもので、その列にスポーツドリンクを運んでくれるお子様は実に天使のようではありましたが、誰かが行列の誘導をしてくれるとよかったなぁとそう思えてしまいました。うん。
帰りは特に渋滞に巻き込まれることもなく、3時過ぎには帰宅できました。イイネ!
☆この大会のイイところ☆
- 走りごたえのあるコース設定
- 充実の給水所
- 晴れたら景色がむちゃくちゃいい🗻
- スタート、ゴールが競技場というのはテンション上がる
- 東京からも十分近い
★この大会のチョットナーなところ★
- ホームページから何から情報が不足している
- 坂、きつすぎぃ!
来年も出たい!
◆本日の手土産◆
丹那牛乳ベイクドドーナツが大当たりでした。
帰りは駒門サービスエリアで、アメリカンドッ君をいただきました。うますぎぃ!あまりの美味しさゆえに、つい買って、車のキーホルダーにしてしまいましたよー。
サイコー!