第7回秩父の名峰・武甲山トレイルラン(埼玉県秩父郡横瀬町)
武甲山トレイルランに参加してきました。参加は3年前の大会以来、2回目。そのときは武甲山の登山口に入る全然前、5キロくらいの地点で足をグネってしまい、しかもグネり具合がとても良くなかったようで、第1ASでリタイヤするという結果になっています。なので、初参加みたいなものですね。新鮮!
http://sportsaid-japan.org/NEW/guide/16buko-site.pdf
駐車場から見た武甲山の眺め。今日はあの頂まで登るのか。嫌だなぁ。
ちなみにゆるキャラ「ブコーさん」はこんな感じ。なんかやっぱり嫌だなぁ。
コースはこんな感じ。
スタート・ゴールは芝桜で有名な羊山公園。琴平ハイキング道を通って、登山口に来るまでに9.4キロ。そっから、武甲山、子持山、大持山と立て続けに登って、下山。19.6キロからはゴールまで7キロちょっとロードを走るという設定。最後のロードが実に地獄設定で嫌だなぁ。
今回は自家用車で会場まで向かいました。高速を使おうかなぁとも思いましたが、時間があんまり短縮されないような気もしたので、下オンリーで。スムーズに行けたので、北千住からで大体2時間半くらいで到着できました。注意点があるとしたら、早朝は国道299号は東吾野のサンクスを逃すと横瀬まで店がないってことくらいですかね。次のコンビニが来たら朝食にしようと思っていたら、結局会場近くまで来てしまっていました。入間のあたりで牛丼屋に入っておくべきでしたね。あと、埼玉だし、山田うどんとか。ちなみに電車で行くと最寄りの横瀬駅から会場まで2キロくらい。ま、歩けなくない感じですね。
さて、8時前には会場入りして受付。9時半のスタートまで時間をつぶします。ちなみにTシャツは希望しなかったのでもらいませんでした(ま、エントリー料500円OFFなだけだから、希望しても全然よかったけどね)。
開会式のち準備体操をして、スタートです。参加者は大体600人ということ。今日は何人抜けるかなーっと。
最後方からの視界はこんな感じ。仮装の人はさすがにいないわね。スタートロスは1分くらいでした。
大渕寺AS(5.6km) 1時間07分
トレイルなので、ラップとか何の意味も成さないっつーことで、ASごとの大体の通過タイムを記します。次回の参考のためにもねー。
まず最初に羊山公園をぐるっと一周して、ハイキング道に向かいます。トレイルになって結構早々にシングルトラックになってしまうので、渋滞が発生。やっぱりタイムとか狙うんだったら、スタートは前のほうにつけるべきでしょう。あと、序盤はちょっと無理して飛ばすのもアリかな、と。私はしないけど。
で、まぁ渋滞になっているので、前の人が走れば走るし、前の人が歩けば歩くという、完全にストーカーっぽい動き。ちゃんと健全におっさんばかりを追いかけました(逆に健全じゃない?)。
最初のエイドからコーラをグビグビいただきまーす。ほかにもバナナやらオレンジやら、やっぱり充実してますねー、ありがたい。ちなみに去年は、ここで収容されたことも思い出しました。以降は未知なる体験ということです。
登山口AS(9.4キロ) 1時間47分(40分)
大渕寺を過ぎて、ちょっと行った土津園(はにつえん)にて虹色アフロの面々からあっつい声援をいただきました。中でも、「ひろし、がんばれー!」と大声で応援してくれた、あのおばちゃんには元気づけられましたね。私は別にひろしでも何でもありませんが。たしかにゼッケンには名前は書いてありますが、博も弘も宏も浩も洋も広も含んでないんですけどねぇ。なんでしょう。でも、ありがとう。しばらく改名します。
しかも、私設エイドでみそキュウリやら漬物をふるまっていただきました。まじでキュウリうますぎ。栄養がないなんて信じられない。
で、まぁその楽しい付近を過ぎた後も少しはがんばろうと思いましたが、砂利道の登坂でなんともテンションが上がらず、だらだらと歩き続けました。ま、今は無理するところではないよ、充電充電!ってね。だけど、走って追い抜いていく人が「もうすぐ関門やばくね?」みたいなことを言っていて、ちょっと焦りました。しかし、その焦りが走りに全く見られなかったのが残念な感じです(多少は早歩きにはなった気がしますが)。
で、登山口ASに到着。関門まで、まだ13分ありました。なーんだ、余裕じゃん!相変わらず、コーラをグビグビいただき、塩やらメロン、かりんとうをいただきました。ごちそうさまでした。
シラジクボAS(13.2キロ) 3時間25分(1時間38分)
こっからは、武甲山の登山になるので、ひたすら歩くよ。なんか、もう、ずっと歩きっぱなしですね。トレッキングをしに来てるんでしょうか。ま、でも改めて高度を見ると、走れるわけない部分ですわね(上の図の9~12キロあたり)。逆に前の区間をもうちょっと真面目に走っておけばよかったと思いながら、よたよたと登って、給水と言って休憩して、またよたよたと登ってっつーのを繰り返し、なんとか武甲山までたどり着きました。いやー、長かった。あと、関門の心配もしなくて大丈夫そうだし、良かった。
山頂には御嶽神社があり宮司さんがお迎えしてくれました。参拝して、ちょっとコーラをいただいて、下山です。下山と言いつつこれから子持山、大持山とまだ登りが残っていますが、なんか気分が違いますね。一気に元気が出てきました。
で、シラジクボASに到着ー!相変わらずコーラをグビグビいただき、おかゆに塩昆布を載せていただいたものをいただきました。沁みるわ。美味し過ぎました。
延命水AS(19.6キロ) 4時間59分(1時間34分)
シラジクボASから30分ほどで小持山に到着(上の表示「25分」は下りですからね、言い訳ですけど)。
で、小持山から20分ほどで大持山に到着ー!あとは下りだ、下り。ほぼ登りはないぜ!イエーイ!!でも、下りも結構な傾斜でねー。うまい人はぐいぐい走るんだけど、私はうまくないからちょぼちょぼ走ります。足が靴の中で動いちゃって、つま先も痛いしねぇ。黒爪にならなきゃいいけど。でも、まぁ下りは楽しいですねー。
で、下山。完全に下山。延命水ASです。冷やっこくて、うますぎぃ!頭からザブザブかぶらせてもらいました。
あっ、でもコーラもグビグビいただきましたけどね。ファンタグレープも。
横瀬駅前AS(25.1キロ) 5時間40分(41分)
延命水以降は、ゴールまでひたすらロードです。つらい。でも、ここはセメント工場の敷地内ですか?みたいなところを延々走るので、それはそれで非日常的で楽しかったりもします。微妙に下り基調だし。でも、山を越えてきた身体だと一定のペースでジョグるのが精いっぱい。とりあえず、最後のASまでは淡々と走りぬこうとがんばりました。ペース的にはキロ6分半くらいでしたかね。なんとか、ASまでたどり着きました。で、そこでフルーツポンチやら最後のコーラをグビグビいただき、早々にゴールへ向かいます。そう、写真を撮るのも忘れるくらいにね。当初の想定としては5時間半くらいでゴールしたかったんですが、それも過ぎてしまったわけではありますが、まだ6時間は切れると。ま、半分くらいは歩いても大丈夫だけど、羊山公園に入ると最後はのぼりなんだよなぁ、ちょっと貯金しておきたいなぁということで、急いでいたわけなのです。ここまで来たら、6時間は切るよ。
ゴール 5時間57分25秒
ま、横瀬駅まで来ていればね、残りは2キロなかったですし。いくら上りだといっても、なんとか走ったり歩いたりしてゴールできました。ぐったりー!
ゴール後も各種ドリンクをグビグビいただき、お汁粉もいただきました。この季節、走り終わった後にあったかいのってどうなのよーと思いましたが、きっちり冷え冷えでした。美味しくて、幸せ。
いやー、でも山を登っている間はやめたくてたまらなかったけれど、やっぱり楽しいわ。次の大会も楽しみだし、8月のクリスタルトレイルも申し込んじゃいました。ムフフ。
☆この大会のイイところ☆
- エイドが充実
- 登りがいのある山
- 暑い季節でも日影が多い
★この大会のチョットナーなところ★
- ロード部分が多いよ
- 特に下山後のロードが辛いよ
- 下りが急で走るにはテクニックが必要
ま、来年かどうかはわかりませんが、また出ますね。
◆本日の手土産◆
ゆず味噌せんべい セブンイレブンにて
本当は四里餅が買いたかったんだけど、もっと早い時間にゴールしないと売り切れてしまって買えないので、買いに向かいもしませんでした。全く。
で、仕方ないので帰り道を物色していると、怪しい雰囲気。
なんか、素敵な感じの上、値段も安いので300円分購入しました。
無農薬だし、形もいびつよ。でも、味はうますぎぃ!
第40回富士裾野高原マラソン大会(静岡県裾野市)
富士裾野高原マラソン大会のハーフマラソンに参加してきました。初参加になります。坂がきついとか、坂がえぐいとか、坂ばっかりとかそんな情報は得ていたので、どんなもんだから味わってやろうと、ま、そんな趣旨での参加になります。
富士裾野高原マラソン大会 - 「裾野市陸上競技協会」公式ウェブサイト
で、実際どんなもんなんでしょうね。そのきつい坂ってやつは。ホームページとか見ても高低図が載ってないので、いまいちよくわからないんですよね。結局会場についても、どんなもんかわからなかったので、ぶっつけ本番で坂に臨むことにしました。
で、走った後のアンビットちゃんによる高低図は上のとおり。もちろんぴったり正確なわけではありませんが、結構いい感じだと思います。十分参考になる。スタート地点から7キロくらいまで250メートルをひたすら上って、ちょっと下った後で、また同じ最高点まで登って、最後はひたすら下ると。そんなコース設定です。確かに序盤がえぐい。
コースはこんな感じ。
坂を上って、比較的平坦な(とはいえ十分アップダウンがある)所を2周して、上ってきた坂を下ってゴール。そういうこと。2周するのが吉と出るか、凶と出るか。ま、コースの具合がわかるので、つまんない―と思って走りながらも、結果的にいい方向に転ぶことが多い気がします。なんとなく。
さて、今回は電車で向かうことも考えましたが、自家用車で行きました。
なんだかんだ新幹線を使わないと間に合わなさそうだし、裾野は東名高速で御殿場からちょっと行っただけなので、あんまり遠くないし。ネックはG.W.最終日なので、帰りに渋滞に巻き込まれたら嫌だなぁということくらい。ま、ハーフだし、早い時間に出発することができるでしょう、とね。あと、沼津駅や裾野駅からシャトルバスが出るという話でしたが、結構な別料金を取るっていうことも、最終的には自家用車を選択したところかも。
スタートは10時で、9時半までに受付をする必要があります。会場となる裾野市運動公園陸上競技場は東名高速の裾野インターからすぐ。ま、余裕をもって6時に家を出ましたが、サービスエリアで朝食を食べたり、トイレに立ち寄ったりと色々と余裕をかましながらも、私の住む千住からは2時間ほどで会場へ到着することができました。近いよ。
駐車場は事前情報じゃよくわからなかったんですよね。会場近くにあるかもしれないし、インター近くに止めなきゃいけないのかもしれない。高速下りたら、駐車場の誘導があったけれど、果たしてここに止めるべきなのか、もっと会場に近づいてもいいのか、ちょっと迷ったところですが、結局(無料の)シャトルバスが出ているということなので、その駐車場へ止めました。ま、会場まで歩かなきゃいけない微妙な距離の駐車場よりはだいぶ良かったけれど、結果的には早い時間であれば会場隣接の駐車場も利用できたっぽいですね。次回はその方がいいかも。
いい景色に、いい天気。富士山はやっぱりテンション上がりますね。
そんな状況下でサクッと受付を行い、ゼッケンや記念品のTシャツを受け取ります。
今回のTシャツはこんな感じ。ま、悪くはないですわね。
パンフレットの封筒に「超ドS」と書いてあるのは、実になんだかなぁと思いましたが、これは静岡新聞のキャッチフレーズなんですね。こんなレースに参加する「超ドM」なランナーたちをあざ笑っているのかと思いましたね、正直。…ステキ。
受付後は陸上競技場内の更衣室で着替えて、観覧スタンドに陣取ってスタートを待ちます。ま、ものすごい晴れ間の中で日陰で座って待てる場所が確保できたのは本当に良かった。荷物は荷物預け場所が別途設けられていましたが、更衣室内のコインロッカーも使えたのでそっちを利用しました。お金も戻ってくるタイプでしたしー。
で、まぁ観覧スタンドにいたのでね、珍しく開会式とかのセレモニーを最初っから最後までばっちりきっちり眺めて、日陰にいるのに暑さに震えながら、スタートの時間を待ちます。
それにしても、こんなにきれいな富士山。この雄大でステキな富士山に向かって走れるなんて、なんて幸せなことなんでしょう。雲一つない青空…ん?富士山にだけ雲がかかってね?こっちは全くもって日陰部分がないんですけどー、なんだか、おかしい。
で、スタート。なんですが、その時には富士山が見えなくなっていました。なんだ、それ。だったら、こっちも曇れよ、全くよぅ!ということで、最後尾から今日も頑張ります。参加者は1,645人。今日は何人抜けるかなぁ!
5キロ通過 32分08秒
6'36 - 6'15 - 6'17 - 6'38 - 6'19
スタートロスは1分弱。競技場のトラックで幅広いし、コース全体が参加者の人数に対してかなり余裕があるので快適でした。イイネ。スタートしてちょっと行ったら、すぐに上りが始まります。この辺は当初に示した通りですね。渋滞とか混雑とかそういうことじゃなく、上りがきつくてこのペースです。でも、ま、きつい坂があると覚悟して走り始めたので、想定の範囲内って感じです。
想定外だったのは、むちゃくちゃな暑さ。競技場をぐるっと回っているときは、多少なりとも風を感じられたんですが、上り坂に入った途端に追い風の向きになってしまったようで、全く風を感じられない。日差しは遠慮なく降り注ぐし、富士山見えないしで、実に地獄。参ったなぁ、おい。
とりあえず、3キロの最初の給水所でヘロヘロな体に水分を補給しましたが、先が思いやられます。途中、歩く人やら、いきなりリタイヤしちゃう人やらを、実にうらやましく感じながら先へと進みます。以降、給水所は実に頻繁に現れてくれまして、2キロ毎くらいに設置してくれていました。場所によっては、水だけじゃなくてスポーツドリンクがあったりスポンジがあったりしてくれたのも、助かりましたね。うん。
10キロ通過 59分16秒(27分08秒)
5'25 - 6'03 - 5'07 - 4'50 - 5'41
5キロ過ぎで左折したことで、ようやく風を感じることができるようになりました。まだ、ちょっと上りは残っていましたが、だいぶ楽になりましたねー。ありがとう、風。サンキュー!
で、7キロ過ぎからは下り基調に転換します。下りになると、下った分だけまだ登んなきゃいけないじゃんと、気持ちよく走り切れてはいませんでしたが、こうして高低図を振り返ると、そんなに下っていませんでしたね。あんなに恐れおののく必要はなかったということです。この辺まで来ると、ところどころで日陰も現れるようになってきましたが、暑いことには変わりなし。でも、やめたいという気持ちはすっかりとなくなりました。さぁ、2周目に入るよ。
15キロ通過 1時間27分40秒(28分24秒)
5'37 - 5'57 - 5'54 - 5'37 - 5'17
2周目となると、やっぱり上り下りの具合がわかるので安心感が違います。しばらく上りますが、気が楽になったのか、たぶん1周目よりもいい感じで走れています。14キロ手前でまた最高点に到達した後は、残りはほとんど下り。ビュンビュン飛ばそう!ビュンビューン!
20キロ通過 1時間53分22秒(25分42秒)
5'18 - 5'40 - 4'57 - 4'55 - 4'51
下りオンリーと言いたいところですが、パノラマロードにぶつかる手前だけちょっと上り。ペースだけ見れば頑張ってる風ですが、下り基調ということを考えるとやっぱり物足りないですね。ま、暑かったし、仕方のないところでしょうか。
とはいえ、残り5キロくらいからは、頑張れば2時間切れるなぁということで、結構頑張って走っていたのは事実。目標も低いし、頑張ったってタイムでもないけれど、ま、頑張ったということで。向かい風で、暑さも感じなくなってきたしね。
ゴール 1時間59分12秒
5'15 - (5'58)
ま、なんとかギリギリで2時間は切れましたね。暑さと起伏を考えたら、上出来でしょう。それにしても、暑かった。富士山は見えねぇのに。
ゴール後は記録証を受け取りますが、なんだかここで大渋滞。記録証の行列がなんともうまく誘導されていなくて、ぐっちゃぐちゃ。ゴール後にぐったりしながらも並んでいるのはなかなか辛いもので、その列にスポーツドリンクを運んでくれるお子様は実に天使のようではありましたが、誰かが行列の誘導をしてくれるとよかったなぁとそう思えてしまいました。うん。
帰りは特に渋滞に巻き込まれることもなく、3時過ぎには帰宅できました。イイネ!
☆この大会のイイところ☆
- 走りごたえのあるコース設定
- 充実の給水所
- 晴れたら景色がむちゃくちゃいい🗻
- スタート、ゴールが競技場というのはテンション上がる
- 東京からも十分近い
★この大会のチョットナーなところ★
- ホームページから何から情報が不足している
- 坂、きつすぎぃ!
来年も出たい!
◆本日の手土産◆
丹那牛乳ベイクドドーナツが大当たりでした。
帰りは駒門サービスエリアで、アメリカンドッ君をいただきました。うますぎぃ!あまりの美味しさゆえに、つい買って、車のキーホルダーにしてしまいましたよー。
サイコー!
第11回掛川・新茶マラソン(静岡県掛川市)
今年も掛川・新茶マラソンに参加してきました。
参加は去年・一昨年と続けて出ているので、3年連続3度目になります。去年は40キロまでネットでサブ4できそうなタイムで走っていたんですが、最後の最後で歩くという失態をしてしまい、何とも後悔ばかりが残りました。ま、今回はその忘れ物を取り返すという、そんな趣旨で参加したわけです。
一昨年はまだ記事を書いていませんが、そのうちに書くんでしょうか。自分があてになりません。とりあえず中盤から続く坂に悶絶して、どうにもならないレースだったことだけお伝えします。
さて、過去2回は自家用車にて会場へ向かったわけですが、行きはまぁ3時間くらいで到着できるのでそんなに苦には感じませんでした。辛いのは、帰り。中央道とか東名とかの帰り道はもれなく渋滞に巻き込まれるわけで、フルを走った後にそれを食らうのはどうにもたまらないわけです(去年のしまだ大井川なんてリタイヤしたくせに、帰りに7時間以上かかってるんですもの!)。
なので今回は、電車で会場へ向かうことにしました。会場最寄りの掛川駅には新幹線こだまが止まりますし、事前の案内でも当日東京発で参加できるとアナウンスされていました。確かに6時33分東京駅発のこだまだと掛川駅には8時11分に到着できて、ゼッケンとか事前送付されている事も考えると、スタート時刻(9時30分)には十分間に合う感じです。車で行くより余裕ありますね、こりゃ。
ということで、事前に新幹線の切符も手に入れて、揚々と掛川に向かいます。
新幹線といえば、駅弁よね。おむすび弁当は好きなんだけど、おむすび2個で足りるわけないじゃん!あと、カフェイン取らないとかまったく気にしないので、緑茶もガブガブ飲むよ。新茶マラソンだしね。お茶、飲まないとね。
で、あっさり掛川到着。近い!近いけど、案の定シャトルバスに乗るために長蛇の列ができていました。絶えずバスはやってきてくれるけれど、列が長すぎるのでバスに乗るまでに15分位かかったかな。で、相変わらずつま恋入り口から会場まで微妙に遠いので、会場に到着した時点で9時頃になってしまっていました。スタート時間まで30分。これから着替えて、荷物を預けて、スタート地点に移動するってなると全然余裕ない。ま、最後方スタートだから別に慌てなくてもいいんだけど、普通の人はちょっと焦るべきところでしょう。うん。
会場となるヤマハリゾートつま恋は、野外ライブでも有名(1975年の吉田拓郎とかぐや姫はすごかったらしいですね)ですが、大きな敷地で色んなスポーツが楽しめる実にステキ施設です。ヤマハが運営しているだけあって、音楽関係施設もあるようですが、それは外から見えないのでよくわかりませんけどね。ま、フルで走っている間、家族を待たせるのも、他の場所に比べればまだマシって感じがします。それでも苦情は来るでしょうけどー。
さて、ここでコースを確認してみます。
去年と変わらないですね。相変わらず中盤以降のアップダウンがえぐくてたまらない。ま、3年連続出ていますからね。未知なる恐怖に怯える必要がないのが幸い。そうじゃなくても、気温は高いみたいだし、タイムとか結構どうでもいいかなぁというスタンス。とりあえず、去年の忘れ物を取り返すためにも、最後まで走り切れればそれでOK。楽しむよー。戦国汁食べるよー。
さて、スタートです。当然に最後方へ。移動してみると、いつもよく見る飛脚のおじさんや侍のおじさん、アフロ姿のピエロお兄さんなどなど相も変わらずステキ光景が広がっていました。が、今回楽しみにしていたミニーちゃんはまだ現れない。そんなこんなでスタートの時間となったら、前方から逆走して歩いてくるミニーちゃんが!いやはや、感動!ボッチランナーとしては珍しく、声掛けをさせていただき、お互いの健闘を祈りました。いやはや、やっぱり千倉でちょろっとお話ししたミニーちゃんと同一人物だったとは、実に驚きでございます。そんなこんなで、気が付けばスタートラインに近づいてきました。そういえば、前回はタニマリさんも一緒に走っていたけれど、今回はスタート地点でしか見なかったなぁ。走ってた?ま、それはさておき、スタートロスは大体8分くらい。今日は何人抜けるかなっと。
5キロ通過 37分39秒
12'10 - 6'22 - 6'15 - 6'25 - 6'27
天気は曇り。気温は20度近くとちょっと高いけれど、コンディションとしては悪くない感じ。ま、個人的にはあと10度近く気温が低くて、小雨交じりみたいな感じがベストではありますが。
スタート後はひたすら下り。でも、混雑がすごいので気持ちよく走ることはできません。ま、元からそんなことはあきらめているので、全く問題なし。戻ってきたときには壁のように立ちはだかるこの坂を、きっちり走って超えられることを信じて、ダラダラと走ります。今日は頑張らないよ。
10キロ通過 1時間06分42秒(29分03秒)
5'41 - 5'47 - 5'44 - 5'58 - 5'54
5キロ過ぎに現れる上り坂も茶畑を見ながらヘラヘラとのぼって、あとはしばらく淡々と距離を刻んでいきます。気持ち的には5分半くらいのペースで走っている気分でしたが、どうにも体が重くてペースが全然上がりません。気温のせいかね仕方がないと、序盤から早々に色々なものを諦め始めます。ま、最後までね、走り切ることが目標ですし。
ちなみに5キロごとのタイムは手元の時計で測ったものを載せています。そのため、スタート時にいた地点とスタートラインとの間の距離分だけズレちゃうので、公式のラップとはちょっと異なります。スタートラインを切るときにラップを区切ればいいんですが、毎回忘れちゃうんですよね。次は意識しておくことにします。
15キロ通過 1時間37分01秒(30分19秒)
6'24 - 5'58 - 6'03 - 6'03 - 5'49
このくらいになってくると、起伏がほとんどなくなるので、淡々と距離を刻むだけになります。渋滞もほとんどないので、自分のペースで走れるようになる…はずなんですが、全然スピードが上がらない。ホントは少なくとも5分15秒くらいまで上がってるはずなんだけどなぁ。おかしいなぁ。
とりあえず、給水所でしっかりと水分を補給して、体調が良化するのを期待するしかない。そういえば、最初の給水所がスタートからしばらくなかったから、それもちょっと辛かったなぁと思いだしました。汗はだっくだくにかいていただけにね。その辺も影響があった感じでしょうか。
20キロ通過 2時間07分32秒(30分31秒)
5'57 - 6'29 - 6'02 - 5'55 - 6'05
16キロ過ぎの給水所はフルーツステーションになっていて、バナナやらいちごやらが振る舞われていました。美味しくいただきまーす!もうね、楽しみがそれくらいしかないわけですよ。今回は30キロ過ぎの戦国汁もブリブリ味わってやりますよー。なんか、テンションが高まってきました。そこまではしっかりと頑張ろう。
20キロ手前で海の近くまで来てぐるりと回ります。ようやく前半終了か。…フラットな時間ももうすぐ終了か。
25キロ通過 2時間39分42秒(32分10秒)
6'32 - 6'04 - 6'08 - 6'04 - 7'21
心は無。そのため何も覚えていませんが、そうなるにはちょっと早すぎますね。感覚的には35キロ前後にこの状況に陥りたいくらいですが、まだまだ距離が残りすぎていますよ。止めちゃいたいなぁ。どうにかならないかなぁ。どうにもならないな。
30キロ通過 3時間13分13秒(33分31秒)
6'33 - 6'32 - 6'27 - 6'45 - 7'12
25キロ過ぎから、いよいよ上り坂が始まります。もはやサブ4とかどうでもよくなってきているので歩きたいところではありますが、歩き始めるにはまだちょっと早すぎる。残りの距離がありすぎるんだよね、まだ。ペースがわかりやすく落ちるものの、ま、ひと踏ん張りです。このアップダウンがゴールまで続くので、ここを抜ければあとは楽みたいな感じじゃないことは知ってはいるけれど、できるどころまで頑張ろう。
35キロ通過 4時間00分09秒(46分56秒)
7'57 - 6'57 - 11'15 - 11'36 - 9'09
31キロ過ぎの給水所では戦国汁が振る舞われます。もはや、ここまで頑張ってきた目的はこれだけだといって過言ではない。ヘロヘロになりながら、なんとか戦国汁エイドにたどり着くと…ない。戦国汁、ない。なんとまぁ、早々に売り切れてしまったようです。マジカ…magica!
失意の状況下で、戦国汁の替わりに配られていたウイダーでエネルギーを注入 。やっぱりなんか違う。俺はしょっぱい汁ものが欲しかったのに…。ううっ。
そんなこんなで、歩き始めました。あと10キロも残ってるよ(しかも登り基調でね)。
40キロ通過 4時間40分19秒(40分10秒)
8'15 - 9'20 - 9'12 - 6'35 - 6'47
ホントに大会で歩いているときって、どうにも辛いわ、情けないわでいたたまれなくなってきます。沿道から応援をもらったりすると、本当にそう思えてしまいます。しかも今回は序盤から頑張ってもいないのに、結局歩いてしまうという羽目になってしまうと、何のためにこんなことやってんのかね、なんてことまで思ってしまいます。
そうならないためにも、しっかりと準備をしないといけないんですね。いやはや、勝田、能登和倉と連続で歩いて同じ思いをしているはずなのに、反省がない。そうこうしているうちに、サブ5のペースランナーに抜かれてしまう始末。これはマズい。
ゴール 4時間59分17秒
7'14 - 8'02 - 5'45
ま、わかってることなんですが、最後の1キロががっつり上り坂です。去年はここを歩いてしまって悔しい思いをしましたが、今回はちょっと状況が違いすぎますね。サブ5のペースランナーの応援を受けて、このままのペースで頑張れば5時間切れると声をかけられながら、別にここは歩いても5時間切れるさと余裕をかまし歩きます。しかし、あまりに余裕をかましすぎたせいで、最終的にはギリギリになってしまいました。
…それが目標でもないのにねぇ。
ゴール後に参加賞を受け取りました。去年と同じ―!毎回同じか?
☆この大会のイイところ☆
- 安心の1キロごとの距離表示
- 充実したエイドステーション
- フルーツステーションもあるよ
- 走りごたえのあるコース設定
- ゼッケンは事前送付、受付不要
★この大会のチョットナーなところ★
- 坂がきつすぎ
- 戦国汁が売り切れるのが早すぎ
- 東京から日帰りでも行けるけど、時間に余裕がない
3年連続で出たし、来年はパスかな。
★本日の手土産★
なんかもう色々~。