第9回嬬恋高原キャベツマラソン(群馬県吾妻郡嬬恋村)
おおっと、注意されているぜ!
「No.1 Hard Race!」と銘打たれた嬬恋高原キャベツマラソンに参加してきました。参加は初参加になります。以前から「日本一ハードなロードレース」とか「日本一アップダウンが激しい」とか「景色がまるで北海道みたいなレース」とか何か色々と言われているので、かなり気になっていたレースでして、今回は満を持しての参加と相成ったわけであります。
ま、それでも乗鞍天空も結構頭おかしい感じだし、奥武蔵グリーンラインチャレンジも走ってるし、参加したことはないけれど甲州フルーツマラソンとかも相当やばいから、それらをさておいて日本一と言っていいのかなー、んー?みたいなスタンスで望みました。
しかし、金曜に変な酒を飲み過ぎたせいで、前日の土曜日は一日胃が荒れ荒れ。ほとんど食事もできないまま当日を迎えました。やばいなー。しかも、前日に改めてはがきを確認したんですが、会場って高速のインターからものすごく遠いのね。ざっと想定してみると、自宅のある北千住からで会場まで少なくとも3時間はかかる。で、受付が当日は5時から8時までとあって、あんまりギリギリに到着したくないと7時に着くくらいで行きたいと考えると、あれー?家を4時には出なきゃダメじゃん。きついなー。胃が荒れてるし、今回は見送るか?
などと弱気なことを思って当日を迎えましたが、予定通り3時半に何とか起きれたので会場へ向かいました。果たして、走れるのか!?
予定通り7時過ぎに会場であるパルコールつま恋リゾートに到着しました。現地は小雨交じり。日差しもなければ、暑くもない。朝食もサービスエリアでとりあえず摂ることができたし、走るぞー!オー!ま、どっかでスタミナ切れを起こすことは必至なだけに、無理はしないでおこう。
以下、覚書。
はがきに書いてあった通りに「パルコール嬬恋リゾート」とカーナビに入れて駐車場に止めましたがそこは第4駐車場というところで、シャトルバスが必要なところでした。会場至近の駐車場はまた別のところにあって、今回行ったくらいの時間であれば止められたので、今度はそっちがいいかも。いいかもー。でも、シャトルバスは絶え間なく頻繁に行き来してくれているので、正直ストレスは感じなかったです。なので、第4駐車場でも何ら問題なし。
以上。
ちなみに嬬恋村のゆるキャラは嬬キャベちゃん!かわいい!!会場には着ぐるみの嬬キャベちゃんも来ていましたが、写真に収める前にどこかに消えてしまいました。なんだかなー。あと、この大会の大スポンサー様であるマルコメさんも着ぐるみの姿でいらっしゃっていました。いつもありがとうございます。
https://www.facebook.com/wife.cabagge/
受付を行い、ゼッケンなどを受け取ります。THANKS WIFE!妻も一緒に行く?と誘ったんですよ、これでも。しっかし、朝が早すぎると即拒否されました。そこは愛妻家。妻の意向を最優先して、今回もボッチで会場にいるという結果となりました。
撮りましょうか?と言われて、そそくさと逃げ出したボッチは私だ。 pic.twitter.com/0atg0jjAe0
— 鮫川ひろし@7/3嬬恋キャベツ (@t_smkw) 2016年7月2日
ちなみに参加賞はこんな感じ。キャベツ柄のエコバックがたまらなくイイ!ちなみにキャベツはゼッケンの切れ端と引き換えなので、ゴール後に受け取ることも可能です。
取りあえずスタートまでやることがないので、無料コーナーにて キャベツをむしゃむしゃいただきました。上にかかっているのは3種類くらいから選べる感じでしたが、やっぱり味噌マヨが至高ですわね。
Tシャツとかタオルも販売されていました。素敵デザインなので何か手に入れたいなーということで、シューズバッグを購入しました。うちわはおまけよ~。
さて、現実に戻ってコースを確認します。嫌だ。
高低差を見るのがわかりやすいですね。スタート・ゴール地点が最高点で、まずガーンと下って、第2折り返しに向かって登り基調。でも折り返しに向かってまたガーンと下って折り返し。その後は下ったところを登った後下り基調、でも最後の2キロは馬鹿みたいに上るという設定。きつい。単純に前半が下りで後半が上りと言い切れないのが、正直難しいですね。
さて、そろそろスタートです。スタートまでは小雨が降ったりしていましたが、結局上がりました。でも、暑さを感じないいい感じの気候。ゴールまでこんな感じでお願いしたい。ハーフの参加者はエントリーベースで2,131人。とりあえず、一番後ろに陣取りましたが、果たして何人抜けるかねぇ。今回はちょっと弱気な感じですが、ガンバロウ!
5キロ通過 29分56秒
6'46 - 5'43 - 6'38 - 5'26 - 5'21
スタートロスは大体2分。スタート直後は激しい下り坂のため、それなりに序盤から走ることができます。イイネ!でも、広い道を下りきってフラットになった途端に、2キロ過ぎにある第1折り返しから戻ってくるランナーが現れて、追い抜きがちょっと難しくなります。うーん、仕方なし。それでも、この区間は思いっきり下りなだけに、帰りにここを登んなきゃいけないのかと、若干憂鬱になりながらも気持ちよく走ります。ま、ラップを見てわかるように相当我慢はしながらですけどねー。
10キロ通過 58分15秒(28分19秒)
5'11 - 5'34 - 5'47 - 5'48 - 5'56
パノラマラインに入ると上り基調へと転換します。でも、ただ上るだけじゃなくて登っては下ってを繰り返しながら、でも全体としては登っているというのが、何ともつらい。それでもこの区間は上り坂としてはさほど辛くはないんですよね。十分走れる感じ。こんな感じでいければいいなぁと思って走っていました。ちなみに毎年9月にキャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶという恐ろしい大会を繰り広げる愛妻の丘は10キロの手前位ですかね、パノラマライン沿いに現れます。ここでレースをやめさせてくれるのであれば、いくらでも愛を叫ぶ自信がありますねぇ、私にゃあ。
15キロ通過 1時間27分33秒(29分18秒)
6'37 - 5'08 - 6'20 - 5'42 - 5'32
10キロを過ぎてから起伏が明らかに激しくなります。ペースも明らかに落ちてしまい、歩いたほうがいいんじゃないかと思うほどになりますが、そこはまだ半分も来ていないくらい。きついにはきついけれど、ここで歩いたらこの後の上り坂すべてを歩く羽目になると、ちょっとだけ気合を入れました。で、登り切った後に同じくらいの勾配を下った先に第2折り返しが現れやがります。下った後に現れたら、まーた登んなきゃいけないじゃないか!この辺がハードなコース設定というやつなんですね。思い知りました。ちなみに、「まもなく折り返し」という表示からしばらく折り返しが現れなかったことも忘れていませんよ。
20キロ通過 2時間00分25秒(32分52秒)
5'45 - 5'24 - 6'22 - 6'15 - 9'01
第2折り返しを過ぎて、嫌な感じの坂を上った後は残り2キロまで下り基調になります。ペースを上げたいところではありましたが、残念なことにエネルギーが空っぽであることを14キロくらいから感じていました。こりゃ、全然力が入らないぞ。うーん。しかも、時を同じくして気温が上がってきたのか、ものすごく体に熱がこもっている感じがたまりません。それでもムシムシした感じがしなかったのは実に幸いでした。帰り道、渋川のコンビニに立ち寄った時に車外に出たときに感じたとろけそうな感じと言ったら!!東京もこんな蒸し暑さだったんでしょう。それに比べたら、余裕でした。ま、でも下り坂をだらだらでしか走れないでいて、「こりゃ残り2キロは歩くしかないな」と諦めていました。ま、ここまで想定以上には走れていたからな。仕方ない。愛妻家などと言いながら、チームR2のおねいさんに離されないように頑張っていたことは誰にも内緒です。いつの間にかちぎられましたけどね。
ゴール 2時間12分25秒
9'56 - 2'08(8'02)
ま、ワーストではなかったですけれど、ひどいタイムでしたねー。でも最後の2キロをきっちり走ったところで2時間オーバーでしたね、こりゃ。でも、この時期はタイム云々は二の次でしょ。たのしく走れたし、練習には十分なったし。なんか、秋に向けてそろそろちゃんと始動しようという気になってきました。ナイス、キャベツ!来年も東和の地獄坂とどっちに出るか、今からぜいたくな悩みが始まってしまいましたよ。愛妻は9月に叫べなどと言っていますが、私には何も聞こえない。
で、ゴール後にVAAMと完走証をいただきましたが、完走証の裏面にはラッキー賞の抽選というおまけ要素が!結果は…
ラッキー賞H!やったね!!完走証をオリジナルデザインのクリアホルダーに入れてくれるのもうれしいねぇ。で、中身はというと…
タオルか。TO?
東海大学!なんで!?研修センターが近くにあるからか!?
ま、ありがとうございました。
☆この大会のイイところ☆
- 走りごたえのあるコース設定
- 駐車場の誘導や案内の係員が恐ろしいほどたくさんいるところからわかるくらいに村総出での歓迎ムードがやばい
- 景色がすごい
- 給水も充実
- レースが少ないこの時期に設定してくれるだけでありがたい
- 何か色々なデザインが素敵
★この大会のチョットナーなところ★
- 最後の坂がエグい
- 「まもなく」が間もなくない
どうでもいいな、こんなの。また、出ます。東和ロードレースと交互かな?
◆本日の手土産◆
この時期は夏野菜が充実していて、お土産もはかどるわぁ。
こんなものも買いましたけどね。