ぬキラン(ง •̀ω•́)ง✧

マラソン大会で最後方からスタート。何人抜きできるかな??

第12回奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195km(埼玉県日高市~横瀬町)

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奥武蔵グリーンライン・チャレンジに参加してきました(種目はフルのみ)。参加は3回目(2012年、2013年)で、2年前のタイムはなんとまぁ5時間58分57秒。3年前は5時間14分20秒というタイムでした。

 

ま、下にあるように起伏が激しいのでタイムを狙うような大会ではありません。それゆえに、フルのベストタイムに1時間上乗せしたくらいが目標タイムとして丁度良いようなんですが、それにしても…。とりあえず、今回はタイムは気にしないにせよ、5時間は切れるようには頑張りたいという感じで臨みました。

 

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パンフレットに載っているものですが、高低図は左右逆のほうがわかりやすいなぁ。高麗神社をスタートして35キロまで登り、そっからガーンと7キロ下ってゴールです。これはわかりやすい。実際は、35キロまでの間にちょこちょこ下りがあったりするので、なんか得した気がします。逆に35キロ過ぎには一切登りはありません。実にうれしいねぇ。でも、標高差は800メートルくらいですか。そうですか、そりゃきついわけだ。

 

この大会は一斉にスタートするのではなく、7時30分から9時までの間に順次スタートするウェーブスタート方式(受付は8時半までOK!)。早めにゴールしたい人や制限時間が気になる人は、早い時間にスタートしたくなるので、スタート直後は行列ができていたりするようです。とはいえ、私は急ぐ気などない。それこそラストランナーとしてスタートしてもいいくらいのノリで会場へ向かいます。

 

とはいえ、前日まで会場に近い「高麗川」駅と勘違いして「高麗」駅へ向かおうとしていたし(ま、「高麗」からでも徒歩40分で高麗神社には着くみたいですけどー)、当日は当日で、これまた「高麗」駅に向かうつもりだったのか、池袋で東武東上線じゃなくて西武池袋線の改札に入ってしまう始末。どれだけ、「高麗」に向かいたいんだオレ。ひとり飯能アルプスでもする気か?ま、とりあえず、会場には無事に8時15分くらいには到着しました。北千住からトータルで2時間くらいですかね。

 

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受付をして、着替えて、荷物を預けて、大体8時30分。スタートするランナーがいないらしく係員さんがスタートする人いませんかーと呼びかけているような状態。仕方がないので、スタートします。今回は、このような形式のため、抜いた人数カウントは省略しますよー。ちなみに、ふっつうの恰好でアクエリアスを詰めたボトルを持参して走りました。ま、暑くならなかったので、結果的にはなくても大丈夫でしたが、お守りみたいな感じで安心できましたね。

 

 

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5キロ通過 35分00秒

天気は小雨。向かう途中ザーザー降りだった時間帯もあったから、それから考えるとかなりいい感じ。暑さを感じるという場面は最後までありませんでした。有難い。スタートしてしばらくは、上のような光景です。これはこれでいい感じ。でも、交通規制は一切行われていないので、路側帯をちまちま走らなければいけません。ま、ウェーブスタートなので、混乱は生じていませんけどね。1.5キロほど行くと右折して、地味に傾斜がきつくなってきます。地獄の始まりってやつです。

 

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10キロ通過 1時間12分00秒(37分00秒)・清流AS到着 49分00秒

35キロまでは上りオンリーと思いがちですが、地味にある下り坂が本当にうれしい。でも焦らない。こんなところで足なんか使ってらんないんだよ!という感じで、抜かれても気にせず淡々とマイペース。でも、下りはうれしい。すぐに終わっちゃうし、下った分また上らなきゃいけないんだけど、それでもうれしい。物見山のトレイル部分を除いてはずっと舗装路なのはガッカリだけど、そういう大会はあんまりないからそういうものだと思って楽しむしかないですね。景色はいいわけだし。

 

そうこうしている内に、第1AS(清流AS・7.5㎞)に到着です。ここではスポドリとか塩とか飴とか用意されていますが、もういきなりコーラがあります。有難くいただきますが、あれですね、コーラ。前日の暴飲暴食のおかげで胃が重い状態でスタートしたんですが、コーラ飲んだらさらに膨満感増すね、胃の。ゲップをしても落ち着かないもんだから、なんか辛くなってきちゃいました。ほかにもバナナとかあったのかな?手を出してないので、よくわからんです。

 

で、ここを過ぎると、超楽しいゾーンの物見山トレイルです。あまりの楽しさに写真すらとるのを忘れてしまうほどでした。はじめは前日からの雨でぐちゃぐちゃのぐじょぐじょ、靴も泥だらけになっちゃってテンションもガタ落ちになるなぁなんてことを考えていたわけですが、足場は全然ぬかるんでいませんでした。意外!こっちは楽しいもんだから調子に乗って走るわけですが、トレイルがあまりに狭い上にすれ違いコースだったりするもんだから、後ろから急かされてか無理して走ってるランナーさんもいて、なんか大変だなぁと、そんなことを思ってしまいました。ま、その楽しいゾーンは2キロちょっとしかないんですけどねー。あとはもうずっと舗装路だよ。

 

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15キロ通過 1時間53分45秒(41分45秒)・ユガテAS到着 1時間24分00秒

物見山のトレイルを抜けてから、舗装路しかないガッカリ感が原因なのか、前日の暴飲暴食が原因なのか、お腹に違和感を感じ始めました。これは…ヤバい。がしかし、幸いなことにASは比較的近くにあったので、そこまでの辛抱と言い聞かせることができましたが、山だとトイレは死活問題ですよね。とりあえず、毎度の恒例行事として飲むヨーグルトは体に入れてるんですけど、山の場合は本当の非常事態のために水に溶けるタイプのティッシュを忍ばせておいたほうがいいかもしれませんね。ま、そんなこんなで第2AS(ユガテAS・12.5㎞)に到着です。

 

ユガテASではコーラをはじめドリンクのほかに、バナナや柑橘系のフルーツも用意されていました。あれ、そう考えると清流ASではバナナはなかったかもな。なんか頭がぐちゃぐちゃ…。とりあえず、飲み物をもらってトイレに並びます。あいにくトイレは1台しかなく3人ほど並んでいる状況だったので、5分くらいこのエイドで費やしてしまいました。でも、そのおかげで胃の膨満感も腸の不具合もスッキリぃ~!快調にまた走ることができるようになりました。

 

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20キロ通過 2時間36分00秒(42分15秒)・顔振AS到着 2時間16分00秒

このくらいになってくると、手元の時計のGPSとコース上の距離とが全然合わなくなってきますね。平気で1キロとかズレています。ちなみに5キロごとの通過タイムは手元の時計の計測で、AS通過タイムはおおよそ実際のタイムなので、この辺のズレは気にしないでください。ちなみに写真も必ずしも通過距離と一致していない(時系列にはなってるけど)のでご了承ください。

 

ユガテAS以降が一番調子がいい感じで、周りが歩き始める中、快調に走り続けます。練習は不足しているものの、5月以降坂のあるところばっかり走り続けた成果が出たなぁなんてほくそ笑みながら走っていたところなんですが、徐々に足が重くなってきたんですよねぇ。うーん。調子に乗っているときは、30キロのエイドまで走れるんじゃね?それだけでも30キロ走じゃね?こんな過酷な30キロ走なんてなくね?みたいなふざけた考えを持っていたんですが、その内に太ももの前側(大腿四頭筋)がプルプルっとし始めてきたんです。このままいくと攣るぞこれ、っていうかこんなところ攣るの?みたいなことを思いながら、とりあえず第3ASまでは頑張ろうとだいぶ消極的にトーンダウンしてしまいました。で、もうちょっとで第3ASという手前のつづら折り部分で歩き始めちゃったわけです。はぁ。でも、まだ半分以上残ってるんだよなぁ。。。

 

で、第3AS(顔振AS・19.0㎞)に到着です。ここは茶屋の軒先というか玄関先にエイドが広がっています。わかめとかのおにぎりやら色んな飲み物やらを堪能しました。フルーツポンチはここだっけ?次のエイドだっけ?思い出せない…。で、ま、早々に出発するわけですが、もう歩き始めちゃったわけだし、足を攣らすわけにもいかないから、こっから後の上りは基本歩きにシフトチェンジ。5時間はまだあきらめなくてよかろう。

 

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25キロ通過 3時間25分00秒(49分00秒)・高山AS到着 2時間55分00秒

歩くと全然距離が進まない。1キロ進むのに10分もかかっちまう。基本上りは歩きとか思ってしまったものだから、この区間はほとんど上りという現状にげんなり。もう歩くことしかできない。次回参加するときはなんとか第4ASまで走るように心がけよう。歩いていることしかしていないから、なーんにも思い出せない。辛い思いはすぐに忘れてしまうのはいいことだけどねぇ。忘れるのが早すぎるよ。

 

で、第4AS(高山AS・23.5㎞)に到着。エイドについても思い出せない。次回はエイドも写真に収めることにします。今回口にはしなかったんですが、カステラとかそういうのも各所にあった気もするんですけど、走ってるとやっぱりそんなに食欲は起きないんですよねぇ。胃腸の強さがないので、やっぱり長い距離走るのは無理なんだろうなぁ。。。で、エイドを出発して以降、次までやっぱり歩きがメインとなります。つらいねぇ。

 

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30キロ通過 4時間10分30秒(45分30秒)・刈場坂AS到着 3時間54分

実際は30キロと第5AS(刈場坂AS)は同じ地点です。これだけズレが生じちゃってるんですねぇ。やっぱり山だとGPS計測の距離はあてにならないと思うべきか、これだけ得をしたと思うべきなのか。ま、後者のほうが幸せそうですね。雨は途中から完全に上がりましたが、霧が出てきて、視界を奪います。ま、トレイルじゃないから迷うってことはないですけど、前が消えるというのはなんとも不安に感じるものです。ここはASの間も長いし、相変わらず歩きがメインなだけに、先に進んでいる感じがしなくなってしまいます。黙々と。淡々と。歩を進めるしかない、つらい区間でした。

 

で、ようやく到着した第5AS(刈場坂AS・30.0㎞)。ここはこの大会で1番大きなエイドで、豚汁にお汁粉、栗おこわにもうなんかいろいろ盛りだくさん。ずーっと歩いてきていたから胃もスッキリしていて、いろいろと頂戴しました。ありがとうございました。で、ここから5キロ最後のASまでは基本上りではあるんですが、下りも増えてきてあんまり上りって感じではなくなります。最後の辛抱だ。走れるところは走るぞ。

 

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35キロ通過 4時間45分15秒(34分45秒)

35キロ以降は下りしかないので、上りはここまで。しかも、刈場坂ASからしばらく下りだし、上りにしても勾配は大したことない。余裕があれば十分に走り通せる区間ですが、当然にそんな余裕はなく、少しの上りでも歩きます。周りのランナーも歩いている人が大半ですが、中にはちゃんと走っているランナーもいて、なんとも感心というか感服というか、スゲーなと思いました。

 

でも、35キロの県民の森で上りは終わり(最終ASは35.4キロなので、下り始めてからあらわれるので要注意!)。とりあえずそっから走り始めます。

 

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40キロ通過 5時間14分15秒(29分00秒)・丸山AS通過 4時間36分00秒

最終の第6AS(丸山AS・35.4㎞)では、そばとうどんが振舞われています。私はそば派。うまい!疲れた身体にしょっぱい汁がしみこみます。とはいえ、カルピスも飲み込みます。この辺の矛盾がわけわかんない。とりあえず、最後だし、あとは下りだからと色々といただきます。ながーい下り、頑張るぞー。

 

残り7キロ。ちょうど中間地点辺りに「木の子茶屋」というシイタケ狩りやらBBQやらできる楽しげなところがあるので、とりあえずそこまで行けば終わりが見えてくる感じ。ちょうどそこが山と里の分かれ目って感じでもあります。つらいし、しんどいし、足もガクガクだけど、そこは下り坂。足さえ動かせば勝手に進んでいきます。でも、木の子茶屋の手前辺りからふくらはぎがぷるっぷるき始めます。嫌だなぁ。その内に、左足の外側、今まで痛くなったところがないところまで攣り始めて、足がまっすぐ前に出せなくなってきます。おいおい、なんだこりゃ。とりあえず、歩は進めるもののスピードはガクンと落として後ろからくるランナーに抜かれるようになりますが、それはもう仕方ない。完走に向けて最善を尽くします。

 

しばらくして、残り1,200メートルという素敵な手書きの貼り紙が現われ、さらに進むと、国道にぶつかります。ここまで来ればあとはもうすぐ。ずっと下りだったところから、いきなりフラットになるので、ちょっと辛く感じたりするものですが、ふくらはぎやらなんやらの負担が軽くなったためか、逆にフラットになったことで最後走りやすく感じました。ゴール手前、旧芦ヶ久保小学校の入口が地味に上り坂になっており、35キロ以降上りが一切ないなんて結局嘘じゃねぇか、という気持ちなどサラサラ現れず、ゴールの喜び、もう走らなくていいという喜びに包まれます。で、ゴール。

 

ゴール 5時間15分09秒

 

目標の5時間は切れませんでしたし、3年前の記録にも若干及びませんでしたが、ま、頑張りました。ゴールした時点で、持参していたアクエリアスが半分も残っていたころから見て、天候にも恵まれた面も否めませんがね。

 

ゴール後、記録証のほかにノンアルコールビールの試供品が振舞われていました。うれしいねぇ。でも、私は麦茶をがぶがぶといただきました。ちなみに参加賞のTシャツはエントリー時の希望制(500円プラス)なので、私はもらいませんでした。なので、記念品はなしでございます。

 

☆この大会のイイところ☆

・充実したエイド。

・走り応えのあるハードすぎるコース設定。

・景色がとにかく良い。

・ストレスのないウェーブスタート。

・一応フル(公認とかじゃないよ)。

 

★この大会のチョットナーなところ★

・距離表示が5キロ毎。

・更衣テントが狭い。

・車がコースを通るとちょっと怖い。

 

来年も出るよ。

 

★本日の手土産★

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道の駅 果樹公園あしがくぼにて

乾燥しめじ・まいたけ・原木しいたけ

肉の味噌漬・六割そば

全部で2,500円くらい。

 

 

 

今回はぬいた人数は算定しません。そのため、下は前回のままで。

 

今回までにぬいた人数 22,233人