第35回山日YBS富士吉田火祭りロードレース(山梨県富士吉田市)
火祭りロードレースのハーフの部に参加してきました。8月第4週という時期設定ゆえに、火あぶりロードレースやら血祭りロードレースやら言われたりしていますが、未だ参加したことがなかったので、地獄を味わいに初参戦することになりました。
会場は富士北麓公園陸上競技場であり、中央道の河口湖ICから車で10分くらい。北千住からでトータル2時間くらいでかなり近い。ちなみに駐車場は富士北麓公園ではなくて、参加案内ハガキであらかじめ育樹祭記念広場というところに指定されていました。なんだ、会場から相当遠いな、ガッカリ!と、正直思っていましたが、シャトルバスならぬ乗り合いワゴンが頻繁に行き来していたので、全く問題ありませんでした。
会場に着くと、受付をすまして、出店を物色。さっさとお土産を購入。
ほうとうは味噌としょうゆを1つずつ購入したはずなのに、開けてみたら2つとも味噌なのね。そうなのね。ま、一気に作れるようになったからいいんだけど。いいんだけどさ。。。
で、更衣室である体育館へ移動(シャトルバスならぬ乗り合いワゴン乗り場が体育館前なのでわざわざ戻るという表現が適していますが…)、たいていこういう場所は混み合っていたりするんですが、結構ガラガラ。それどころか、隣接する(更衣室に指定されていない)アリーナは本当にガラガラ。6,000人くらい参加者がいるはずなのに、何とも不思議な光景でしたが、こんな状態なら確かに駐車場が至近じゃなくて全然いいですね。ゆったりと寝っ転がりながら、スタート時間まで待機しました。
荷物置き場は貴重品預り所のみのため、手荷物はアリーナに放置プレイ。ま、貴重品だけでも預け場所があるだけでありがたいです。はい。
高低差を見ましょうか。一応。嫌だけど。
スタート後しばらく平坦ですが、2.5キロ地点から5キロ足らずの間に300メートルを一気に登ります。で、そっから350メートルを下らされて、最後にちょっと上ってゴールという、何ともクソコース趣のあるコース。地獄ですね。血の池地獄ですかね。
さて、そんなこんなでスタートです。見渡すとバイキンマンさんやら、ドラえもんさん、いつものタイガーマスクさんのほか、頭にキリンを乗せた人など愉快な面々が登場してきますが、どっちかというとあんまり愉快な面々は多くない印象。やっぱり、火あぶりになるのが恐ろしいと見えます。いるのはガチ勢ばかりか。パンフレットによるとハーフの参加者は2,948名とのこと。世の中にはこんなにも変態がいるのね。バカジャナイノー!!
で、スタート時刻になって、なんか雨が降り始めてきました。常人の私にはこれは朗報。ありがたい。恵みの雨。感謝感謝と天に仰ぎながら、走り始めました。ちなみに、なんだかわからないけれど、カメラを持ち忘れました。持ってきていたのに。無念。
5キロ通過 34分50秒
スタート地点は自己申告タイムでとりあえずは分けられており、私は2時間半以上ブロックのさらに後ろに位置していました。それでも、ロスは1分半くらい。混雑は大したことない感じです。
競技場を半周して…と言いたいところですが、最後方だとほぼ1周して外に出ますが、外に出ると早くものぼりが始まります。でも、恐れるのはまだ早い。地獄は2キロを過ぎてから。
で、地獄開始。もうね、コース高低図がインパクトあるから、ちゃんと頭には叩き込んでいたわけですが、1キロ平均60メートル上るのは、やっぱり頭おかしい感じですね。乗鞍天空のノリで行かないとちょっとつらい。でも、4キロ過ぎの中の茶屋からトレイル(非舗装路)になると、なんだかものすごく楽しくなって、スイスイ登れてしまいました。あれって、不思議ねー。雨も降ってて、足場がぐちゃぐちゃなんだけど、全然気になりませんでした。
10キロ通過 1時間6分20秒(31分30秒)
トレイル区間は大体1キロで終わっちゃって、なんかガッカリ。こんなこと思うんなら、トレイルのレースに出ればいいのに、俺。そんなことを改めて思いましたよ。
で、7キロ過ぎで登りは終わり。あとはひたすら下りだ!と息巻いていましたが、登り切った後、しばらくフラットな感じなんですね。あれー、思っていたのとなんか違うって、テンションが落ちてしまいました。下りは第一折り返しを過ぎた後、大体9キロ地点から始まります。イエーイ、ぐいぐいっと落ちていきますよー!
ちなみに、1時間経過したくらいからかな。雨は止んでしまいました。
15キロ通過 1時間30分40秒(24分20秒)
12キロ地点、戻りの中の茶屋あたりのエイドでブルーベリーが振舞われていました。うれしいいぃ!ありがたいぃ!ぐいっとひと掴みして頬張りました。おいしかったです。ありがとうございました。それまでのエイドには水と塩しかなかったので、ありがたみもひとしおでございます。
それにしても、こんなところを登ってきたんだなぁと下るのが怖くなる急斜面を落ちていきます。どうにも下りは走るのが上手くないので、なんか抜かれる場面が増えていきますが、最後にちょっとしたのぼりが残っていることが頭に入っているので、むやみに追いかけることはしません。マイペースマイペース。
20キロ通過 2時間4分20秒(33分40秒)
下りが終わると寂しいものですね。フラットな道もつらく感じてきます。下りも終盤を迎えてくると苦しい表情を浮かべながら折り返して戻ってくるランナーが目に入ってきますが、あぁ、この坂道を登らなければいけないのかと、これまたげんなりさせてくれます。さっさとその折り返し地点というやつが目の前に現れてほしいものですが、全然来ない。ひたすら待ち焦がれて待ち焦がれて、ようやく折り返しが現れ、最後ののぼりが始まるわけですが、なんかもう歩いちゃいました。もう、なんとなくって感じで。1キロくらい。ははっ。
ゴール 2時間10分00秒(5分40秒)
記録証は後日発行なのかな?現場では受け取れませんでした。とはいえ、ランネットで速報は確認できて、上記タイム。ジャスト!…いやはや、みっともないです。はい。総合順位は1398位とのことです。
ゴール後にTシャツを受け取りました。火祭りならぬ富士山カラーのさわやかT。しかも珍しいツートン。ツートンの真ん中部分が肌に擦れてちょっと気になりますが、活用したいと思います!あと、受付時に受け取った袋にきき湯ファインヒートが入っていたのは、なんか贅沢でありがたかったですねー。うれしい。
あと、吉田のうどんが振舞われていましたが、あまりに行列になっていたのでスルーしてしまいました。うーん、残念。
☆この大会のイイところ☆
・走り応えのあるハードなコース設定。
・スタート・ゴールが陸上競技場なのはテンションが上がる。
・回数を重ねているだけあって、運営がこなれている。
・ブルーベリーエイドがうれしい。
・駐車場が遠くてもシャトルバスならぬ乗り合いワゴンが頻繁に運行している。
・体育館がガラガラ。
・トレイル部分が楽しい。
・東京から近い。
★この大会のチョットナーなところ★
・前半のエイドには水(と塩)しかない。
・坂道が半端ない。
・晴れたら火あぶり必至。
・記録証を即日発行してほしい。
・うどんの行列がすごい。
来年も走りたいところですが、藤原湖も気になるんだよなぁ。どうしよう。
★本日の手土産★
スタート前に購入したうどん、ほうとうとは別にカップうどんと富士宮やきそば、それに焼きそばの友を購入しました。うーん、麺づくし。
今回ぬいた人数 1,550人(暫定)
今回までにぬいた人数 22,397人(暫定)
抜いた人数はたぶんもっと少ないので、正確な数字が出次第修正します。
平成27年9月1日追記
ハガキにて記録証が届きました。
総合順位は、2074人中1398位とのこと。
しょぼいわー。
ということで、以下の通り確定します。
今回ぬいた人数 676人
今回までにぬいた人数 21,523人