第1回やさい王国昭和村河岸段丘ハーフマラソン(群馬県利根郡昭和村)
記念すべき第1回やさい王国昭和村河岸段丘ハーフマラソンに参加してきました。公式ホームページはあるものの、情報が不足気味。協賛も全然増えないし、あれー?大丈夫かぁ?と不安になります。参加ハガキにも最低限度の情報しか書かれていないし。
しかもハガキには、「電車で行く場合は、7時4分にJR上越線の岩本駅に到着する電車に乗ってください。」と書かれていましたが、時間を調べると、始発に新幹線を使用してもどうやっても間に合わない。高崎に前泊するしかないじゃないか…。じゃ、仕方ないと車で会場入りを決意。
9時に号砲が鳴るため、受付は7時から8時までの1時間とのこと。…ちょっと、早くね?車で会場まで2時間ほどかかるし、トイレ行ったり、買い物したり、朝ごはん食べたりと色々やることを考えて、5時過ぎに家を出発しました。で、到着は7時半。ま、予定通りですね。会場となる昭和村総合運動公園は関越自動車道の昭和ICから5分くらい。駐車場も敷地内に設けられており、かなり近くていい感じ。
受付を済ませ、脇を見ると、ステキなコーナー発見!
無料コーナー!これは、野菜スープ!コンソメベースで具だくさん!朝早くて(7時半くらい)ひんやりしていたからホットスープが実に有難い!さらに…
レタス!ドレッシングやら味噌やらマヨネーズやら好きにかけてねって。味噌マヨをかけていただきました。なんと2時間前に収穫したばかりだってさ。朝採れじゃないですかー!うますぎ!しかも、もう1つ。朝の時間には始まっていなかったけれど、絡み餅も無料コーナーでもらえるんだって!!臼と杵が用意されていたから、つきたて?ねぇ、つきたて??悶絶!!!サイコー!!!!
ちなみに今回は車なので利用しませんでしたが、荷物預け場所もしっかり完備。参加賞はゴール後に受け取る形式のようで、受付の際にはパンフレットとゼッケンをもらうのみになります。
さて、改めて大会について確認してみましょうか。
「河岸段丘」と銘打っているだけあって、高低差がやばい。200mは超えています。スタートして3キロで最も低い地点、15キロで最高到達点になるということ。3キロ以降は登りだけど、15キロ以降は下りオンリー。それさえ過ぎちゃえば、あとは楽勝だねと、信じていたんだよなぁ、ほんとに。
今回のハーフの参加者はパンフレット上では907人。多くないので、最後方スタートでもスタート地点がしっかりと確認できます。スタートの区分は2時間未満と2時間以上は確認していましたが、それより速い人用にも区分がされていたのかな?とりあえずは自己申告です。最後方でスタートを待っていると、巨人君と広島君が目の前に。思わず話しかけてしまいました。スタート前にほかの参加者と交流を図ることって正直あまりなかったので、新鮮でよかったです。ちなみに今回はコスプレさんはドラえもんさん?くらいしかいなかったです。たぶん。きっと。アフロ?知らないなぁ。
で、スタート。ロスは1分もなかったと思います。記録証にはグロスタイムしか載っていないので、正確なところはわかりません。ま、気にならない程度でした。
5キロ通過 24分50秒
スタートしてから3キロまでは、ひたすら下り。調子に乗って下ります。いつもなら最初の5キロはウォームアップであんまり飛ばさない(混雑していて飛ばせない)ところなんですが、参加者もそんなに多くないし、下りだしで結構スピード出しちゃってます。それで今日は1時間45分切れるなぁと思っちゃったんだよなぁ。無謀にもね。
10キロ通過 53分10秒(28分20秒)
実は6キロ過ぎまでの登りはそんなにつらくなかったんですよね。ダラダラしたものだったし、スピードもちょっと落ちた程度で辛くは感じなかったし。でも7キロ過ぎの登り坂は効いた。やられました。あれでしんどくなって、結構やめたかったです、正直なところ。でもねぇ、第1回大会のこの大会。沿道の住民の皆様にしっかりと周知していただいていたのか、結構応援が熱かったんです。頭に乗せていた妙な形の帽子のせいなのかもしれないですが、ものすごく声もかけてもらっていて、それをさわやかに返さなきゃなぁと。9キロくらいにいた保育園児の集団は、良かったなぁ。あそこで元気を取り戻したおかげで、途中からは声をかけてもらうことを待たずに、こっちから声掛けするようになっちゃってました。いやはや、楽しい!
15キロ通過 1時間21分20秒(28分10秒)
パンフレットに載っていた高低差の図だと、単純に下って登ってって感じでしたが、実際はもっと頻繁に登って下ってを繰り返していました。だまされた!そのせいで15キロの最高到達点に到着した時点で、結構体力が削られていました。これじゃ、あんまりがんばれないよ。もはや下りがあるとこの後登んなきゃいけないじゃんかと、妙にイライラする始末。ま、トレイルだとそんなもんだよなぁと達観するまでにちょっと時間がかかってしまいました。それでも15キロ以降は下りオンリーだろ、ゴルァ!!と、前述でだまされていたのに、まだ信じてるんだもんなぁ。改めて文章にしてみると、バカっぽいわぁ。でも13キロ地点で、「あと少し!」なんて声援をもらって、「まだ3分の1残ってるわ!」と返せたのは、個人的にも良かったと思います。
20キロ通過 1時間48分10秒(26分50秒)
確かに下り基調にはなりました。16キロから17キロまではずーっと下りでした。でも、その後も地味な登り坂があるんですよー!パンフレットには載ってないやつがね。だまされた!ま、ここまで来ちゃえばどうでもいいし。ゴールが近づくにつれて沿道の応援も増えてくるしで、空元気も最高潮!ヘラヘラした表情を浮かべながらも実際は結構つらかったです。ラスト1キロにいたおばちゃんにだけ、なぜか「しんどい!」と弱音を吐きましたが、思いっきりハイタッチをしてもらって、元気を分けてもらいました。ありがとう、おばちゃん!でも、ここまでくればあんまりがんばらなくてもゴールできたわ。ごめんねー。
ゴール 1時間52分53秒
ま、15キロくらいからはペースが上がらなくて、抜きっぱなしという訳にはいかなかったけれど、沿道の応援のおかげで、最後までしっかり走れました。感謝感謝です。記録証に記載されている順位は63位となっていましたが、これは部門別の順位でしょうね。総合順位がわかったら、ぬいた人数を数えることにします。
ゴール後にタオルと水、ヤクルトをもらった上に、参加賞としてホウレンソウとレタス、こんにゃくとこんにゃくジャーキーをもらいました。消え物の参加賞は本当にうれしい。おいしいし。嫁は、群馬なんだからキャベツも配れよ!高いんだからっ!!って言ってましたが、私はこれで十分だと思いますよー。
あと、完走証の後ろに表示があれば、追加で物をもらえたらしいですが、今回は残念な結果となってしまいました。何がもらえたんだろう。ちょっと気になる。貼り出されていた気もするけど、ちゃんと見なかったわ。
最後にはちゃんと無料コーナーで絡み餅をいただきました。きな粉と大根おろしが選べましたが、私は大根おろしをいただきました。超うまい。柔らかい。
☆この大会のイイところ☆
・走り応えのあるハードなコース設定。
・1回目の開催とは思えないほど、素敵な運営(問題点なんて見当たらない!)。
・無料コーナーの充実っぷり。すごい。
・駐車場が会場から近い。
・給水所は7か所。すべてにスポドリがあるし、2か所ではスポンジもありました。
・沿道の応援はありがたい!
・参加者数が少なめのため、走る上でのストレスが本当に少ない。
★この大会のチョットナーなところ★
・キロ表示が15キロまでは5キロ毎。以降は1キロ毎だけど、気になる人は気になるかも。
・意外と日陰部分がない。
・東京近郊から電車で行くとなると、日帰りは無理。現地または高崎あたりで1泊?
・記録証にネットタイムも欲しい。
でも、当初の不安からしてみたら、本当にいい大会でした。ものすごく楽しかったです。来年も参加しようかな。
★本日の手土産★
すーぱーこいけ沼田店にて
おっ切り込みうどんを4玉
金華亭食品のもつ煮と徳用ホルモン
納豆
ご飯にかけて食べるギョーザ を購入。
高速のPAにて、群馬限定ばかうけ(ネギみそ味)とうどんのおかしを購入。
今回は参加賞でやさいがあるのは、うれしいことですね。
ランネットで確認したら、今回の参加人数と総合順位がわかりました。
参加人数は792人
総合順位は245位 とのこと。ってことで、
今回ぬいた人数 547人
今回までにぬいた人数 18,048人
www.vill-showa-halfmarathon.jp