第43回東和ロードレース(福島県二本松市)
◆ぬキラン以前の過去記事です◆
東北のボストンマラソンこと東和ロードレースに参加してきました。
福島は二本松の地で何がボストンマラソンかというと、伝統は・・・確かにあるな。今回が43回目です。でも出発点とゴール地点は同じだし、折り返しコースだし、結局は坂が特徴ということなのです。
ま、折り返しだから、下り坂は全くウリじゃないんですけどね。
【スタート~5キロ 25:42】
5:26-5:26-4:49-5:25-4:36
スタートロスはほとんどなし。いきなりの上り坂。知ってた。そして悪名高き「地獄坂」が早々に登場。こんなタイミングで現れたら、地獄も地獄と感じないよねー、などとふざけたことを抜かしながら淡々と上ってましたが、上りきったところで、起伏がゆるくなる気配なし。
これはやっちまったか。
この地獄坂。単に起伏が最もきついだけで、この坂が終わったところで上り坂は終わらないのです。目の前に広がる登り坂。「トレランだったら、こんな坂。歩いてやるわ!!」そんなわけのわからん心の叫びは心の中にしっかりと押しとどめて、アップダウンの繰り返しを淡々とこなしました。
なによりも癒しであるはずの下り坂が、折り返しコースだけに、帰りに上らなきゃいけないと思うと
実に憂鬱でした。はい。
【5キロ~10キロ 26:16】
5:09-5:18-5:17-5:14-5:18
5キロをすぎるとそんなにひどいアップダウンはなくなってきました。ま、今までに比べればマシってだけですけどねー。一般的にはやや起伏ありって感じじゃないですかねー。
でも、この辺から抜かれっぱなしの展開になるし、ペースも上がらないしで、なかなかどうしたものかという感じでした。ただ、雨がじっくりと降ってきたのは、すごくありがたかった。
【10キロ~15キロ 23:27】
4:50-4:29-4:43-4:41-4:44
折り返し地点でのタイムは54分半くらい。このままのペースを維持したとして1時間50分か。ま、こんなヘンテコなコースじゃ、仕方ないか。そう思い、折り返すと、延々と下り坂。5キロ過ぎからずっと平坦だと思っていたのは、延々と上り坂だったみたいです。
抜かれっぱなしだったのは意味が分かりませんが、ペースが上がらないのももっともでしたね。
この頃には雨もやんできましたが、何ら問題なし。ま、そうじゃなくてもこのレースは給水所が素晴らしいんです。公式には給水所は15箇所あるということでしたが、実際はそれ以上あった気がします。そのほとんど全てにスポンジが用意されてるし、場所によってはスイカやらメロンやらも振舞われてる。
これがこの時期に何十年も大会をやっている伝統の力なのだと感心してしまいました。素晴らしい。どっかの無駄に50回記念大会を迎えてしまった某大会には、猛反省をしてもらいたいところです。
【15キロ~20キロ 24:21】
4:27-5:12-5:01-5:08-4:33
残り5キロからはまたアップダウン再開。それは知ってた。行きで憂鬱になりながら下ってきたから。
一つ一つじっくり味わいながら、こなしていくと、「極楽坂」の表示が!!
こっからあとは下りのみ。ノンストップで落ちるのみ。目の前のランナーをまくってやるぜ!!
【20キロ~ラスト 4:13】
なんてことを言ってみたところで、前のランナーも下り坂。全くペースなんて落ちないでやんの。そりゃそうだ。
【タイム 1時間44分5秒】
ま、上出来でしょ。秋は10月のグリーンラインチャレンジにもエントリーしたし、11月末のメインレースは大阪も神戸も落ちたので結局富士山。夏場はさらに坂道を鍛えよう。