第21回信州爆水RUN in 依田川(長野県上田市)
信州爆水RUNの鉄人コース(8キロ)に参加してきました。参加は3回目になります。
前回参加したのは4年前(2012年)で、その時は今回と同じく鉄人コースに参加しました。そのときは、履いていたマリンシューズが早々に裂けてしまい、砂利道に悶えながら進むという苦難を味わうとともに、防水カメラをぶっ壊すという憂き目に遭う、楽しいながらも何とも苦い思い出の多い大会でした。
その前は、5年前(2011年)。親子でファミリーコース(3キロ)に参加しました。ファミリーコースに参加するのであれば、浮き輪は必須ですね。絶対に必要。それでも川遊びをしながら、流されているだけのレースってのは衝撃的でした。この楽しさがあったからこそ、今回の参加にもつながったのでしょう。この日以来、私は海よりも断然川派です。
今回は小諸のキャンプ場に家族で前泊しました。
長野 あさまの森オートキャンプ場 浅間山・軽井沢に近い長野県小諸市菱野温泉郷のゆったりできる涼しいキャンプ場(関東 甲信越・東信州エリア)
BBQで肉をたらふく喰い、酒をガバガバ飲み、フラフラになりながらたき火を楽しんだのち、テントで寝ようと思っていたらそこは標高1,000メートル超え。あまりの寒さに風邪をひいたのか、朝起きたらちょっとダルいというコンディションの中、会場に向かいました。ちなみに家族はキャンプ場でお留守番です。ごめんねごめんねー。
会場となる上田市丸子総合体育館へは、泊まっていたキャンプ場からは30分くらいで到着。ちなみに長野自動車道の岡谷ICから約1時間、上信越自動車道東部湯の丸ICから約40分とのこと。東京から十分に日帰りできる距離ではあります。
会場隣接の駐車場に車を止めて、受付。ゼッケンは事前に送付されているので、この受付に意味はあるかいな?と思ったりもしますが、記念品のタオルと大スポンサーであるHOKTO様からの美味しい舞茸、そして貸与品である大事な大事なヘルメットを受け取ります。やっぱり受け付けは必要でした。前回参加時に転倒して頭を打っただけに、ヘルメットがないと恐怖です。ま、ヘルメットの着用は義務なんですけどね。
ちなみにタオルはこんな感じ。前はKIRINとしか書いてないピンクの普通のタオルだった気がするので、 良くなってる気がします。ま、いずれにせよ寝るときに枕に巻いたりするのに使うわけですが。
さて、コース図でも確認しますか。
コースは基本的に川の中と河川敷のみ。楽しむのであれば積極的に川の中に入るし、タイムを狙う場合は逆に河川敷を走るのが中心となります。
総合グラウンドをスタートして、まずは内村川を下って依田川に合流。第1折返しまで流されて、折り返した後は依田川を上ります。で、第2折返しの後に依田川を下ってゴールという感じです。川ばっかり。当たり前だ。
スタート時間は9時40分。雲は多いながらも晴れ間も見えるそんな天候で、暑さもムンムン。いち早く水の中に飛び込みたい!そんな最高のコンディションの中、スタートします。なんとなく最後方からねー。
前回、防水カメラを水没させた反省から、今回はカメラは持参しません。ごめんなさいねー。なのであとは文字ばっかり、何とかイメージして楽しんでください。ちなみに上にいるのは、大会イメージキャラクターのガッツRUN吉です。ガッツガッツ!
第1折返し(1.5キロ)通過 20分
いつも通り最後方からスタート。
1秒を削り出すランナーさんは先を急いで進みますが、グラウンドから出るところがちょっと狭くなっているので、アナウンスに従ってここは焦らない。橋を渡った先から、そう、いきなり川にドボンです。もう多くのランナーが水の中に入ってしまっているだけに、川への入り口ははもう泥水。入るのも躊躇するくらいです。ま、後ろが詰まるので、さっさと入るわけですが。
中に入ると、んー、ちょっと冷たいぃ。でも、気持ちいいぃ!!でも、最初はあんまり濡れたくないって思ってしまったし、水の中はコケでつるっつる。転倒するとびっしょびしょになるので、積極的に川じゃないところを進みます。ま、まだ水量が多くないですしね。下流に向かっているものの、流される感じではないです。しかも今回はしっかりとトレランシューズを履いて臨んだので、砂利道も全然痛くない。恐くない。途中、マリンシューズが避けちゃって裸足で走っている人がいましたが、前回の自分を見ているようで、何とも不憫になってしまいました。あと、笹薮が結構あります。半袖短パンで望みましたが、たぶん長袖にタイツ姿のほうがいいかも。
ま、依田川に合流すると深いところも出てきてしまうんでね。もう濡れないとかどうでもよくなっちゃうわけなんです。あと、依田川を過ぎると折り返しのランナーがやってくるんですよねー。川の中は滑るから全然走れる気がしないんですが、速い人は気にせずすっげぇ速さで進んでいきます。なんなんですかね、あれは。今思い返しても信じられない感じです。
で、第1折り返し。一度堤防の上に上がった公園(ベルパーク)がチェックポイントになっています。給水もあって、いただいた麦茶が体にしみこんでうますぎる。サイコーですよ。
第2折り返し(5.5キロ)1時間10分
折り返すと、ここからは来た道を戻るわけですが、今までと違って川を上る形になります。ここまであまり流されてはいないけれど、ここからは流れに逆らって進む場面も出てくるから、ちょっと大変。シャケっぽくいこう。
でも、この区間は楽しかったなぁ。流されそうになるのを耐えて踏ん張って川を反対側に渡ったり、滝みたいになってる階段を上ったり、幅の狭い一本橋みたいになっているところを渡ったり。
それにしても、今回は事前の天候が不順だったこともあって、水量がやっぱり多かったみたいですね。いやはや、当日は曇っていたものの、水の中に入れてよかったよかった。
で、第2折り返しです。
ゴール 2時間20分31秒
なんか不思議。
第2折り返しを過ぎたら、また川下りになるはずなのに、こっからすごい時間を使っちゃいましたね。思い返しても、よくわからない。ま、たぶん砂利道を一切走ることなんてせずに、川をぷかぷかと流されていたかもしれませんね。水量が多いとはいえ、流されるとなるともうちょっと水量がいいと思う場面が多いんですよね。大きな岩が体にあたっていたいし。ま、でも水量が多いと足がつかなくなっちゃうとパニックになるから、今回くらいが流されるのにはちょうどいいのかもしれません。
前回は足は痛いし早く終わんねぇかなって感じでこの区間を進んでいましたが、今回は終わってしまうのがもったいなくてわざとゆっくり進んでしまったのもあるかもしれません。それくらい楽しかった。
っつーことで、グラウンドに戻って、ゴール!!
いやー、やっぱり疲れた。なんか体中も痛いしね。風邪をひいていたことなんて忘れてしまいましたよ。
ゴール後は爆水汁(きのこ汁)やらカキ氷やらトマトやら爆水パンやら、いろんなものが無料で振る舞われます。食器がデポジットで借りることができますが、参加の際にはマイ椀、マイ箸をぜひご持参くださいねー。
水遊び後の汁物の旨さは異常ですね。
☆この大会のイイところ☆
- コースのほとんどが川という楽しい設定
- 無料ふるまいのバリエーションがすごすぎる
★この大会のチョットナーなところ★
- 天候に大会自体が左右されちゃう
- 走り終わった後の疲れが異常
また、参加したいですが、1人で参加ってよりも何人かで参加したほうが絶対楽しいね、これは。
◆本日の手土産◆
今回はなし
第9回Overnight 60kmみちくさウルトラマラソン
Overnightみちくさウルトラマラソンに参加してきました。60キロということで、初めてのウルトラマラソンになります。ウルトラマラソンを走ることはありえないなぁと常々思っていたところですが、夏場は例年あんまり走ってないし、夜通し走るってことは苦手の日差しもないしで、結構いいんじゃね?ってことで軽いノリで参加を決めました。ま、運営側も案内の時点で「競技性は全くありません」とか「本気で走らないでください」とか言っていますしね。ぬるぬるっと楽しんじゃいましょう。
スタートはみなとみらいにある高島中央公園で、ゴールは箱根湯本駅になります。ざっくりしたイメージだと、箱根駅伝の2区から4区までを走る感じですかね。実際にはもちろん違いますが、ま、そんな感じです。
18時スタートですが、あまり早くゴールしても始発電車まで待たされる形になるので、ゆっくりのんびり走ってくれというのが運営側からのお願いになります。普通に走ったら8時間くらいに着いちゃうかなぁって感じだったので、時間調整して10時間くらいでゴールできるかなって想定していました。ま、楽しんでいきましょう。
スタートの高島中央公園は、みなとみらい線新高島駅から徒歩5分くらい。横浜駅からでも十分に歩ける距離みたいです(徒歩15分くらい?)。当日の横浜はハマスタでオールスターが行われたりとか、山下公園で花火大会が行われたりとか、なんかいろいろとお祭り騒ぎ。こっちはこっちでお祭りだこの野郎。夜通し走るぞ、オーッ!
とりあえず受付を行い、記念品のTシャツとゴールまでの地図、蛍光のたすき(貸与品)を受け取ります。コースは基本的には東海道を進むので迷いづらいですが、線路を越えたりするときとか歩道がないところとかの注意点が記載されています。気を付けよう。
ちなみにTシャツの背面はこんな感じです。真ん中のサルは代表さんですかね。どうなんでしょう。
んじゃ、スタート。まだ18時だから結構明るいね。参加者は202名ということで、みんなで塊になって走るわけにもいかんという配慮からか、スタートはアバウトに3つに分かれます。ま、競技性はないし、抜くって感じでもないけれど、なんとなく最後の塊からスタートします。でも、ま、今回は抜いた人数はカウントしないです。はい。
5キロ通過 46分55秒
10'01 - 9'49 - 9'37 - 7'40 - 9'48
スタートからしばらくはスタッフの方が先導してくれます。信号は当然順守なので、ペースは上がりませんわね。スタート時は暑さも感じますが、日が傾くにつれて暑さは緩んできます。コース全体でエイドは2か所しかないので、適宜コンビニやら自販機やらで補給が必要になってきます。ま、そこは都会。補給に困ることはなかろうと手ぶらで臨みました(財布とスマホは持ってますけどね)。でも、スタードジの写真を見る限り、参加のみなさんはしっかり荷物を背負ってますね。リピーターが多い大会ということで、今更手ぶらであることに不安を感じますが、て・お・く・れ・DA!もうどうにでもな~れ!
10キロ通過 1時間28分06秒(41分11秒)
7'42 - 8'01 - 10'26 - 6'58 - 8'04
スタッフの方の先導は権太坂の手前くらい?でなくなりました。あとは自分のペースで走ることができるようになりますが、大体これまでとおんなじくらいのペースで走ります。LSDくらいのペースですかね。上のタイムは信号待ちも含んでいるので、もしかしたらLSDよりもちょい早いくらいのペースだったかもしれません。
あー、ボケちゃってる。1時間ちょっと走ったところで、最初のコンビニ休憩を取りました(セブンイレブン横浜戸塚平戸東海道店、19:10)。特に夕食を先に摂っていたわけではないので、ちょっとおなかも空いちゃいましたしね。たまごロールとソルティライチです。食べ合わせはよくないけれど、それぞれ単独では超旨い。これから後も1時間で1回くらいは休憩をとるようにしよっと。
15キロ通過 2時間12分05秒(43分59秒)
7'54 - 9'28 - 10'10 - 8'40 - 7'47
不動坂を過ぎたあたりですかね。歩道の段差に全く気付かず、派手に転倒してしまいました。流血騒ぎです。打った左足はちょっと腫れてる感じもあるんで、とりあえず、コンビニに立ち寄ります(セブンイレブン横浜戸塚吉田町店、19:49)。
白くまー。全然走れますね。残り50キロとかあるけれど、気にせず行きましょう。もうお気づきかと思いますが、この後、写真はエイドで食べたものしかありません。夜ですしね。スマホしか持ってないですしね。
そんなこんなでようやく戸塚の駅。ここでちょっと道に迷う。後ろから来たランナーに正しい道を教えてもらって事なきを得るものの、前に走っていったランナーはたぶん違う方向に走っていったように見えたけれど、彼は大丈夫だったんでしょうか。ま、大丈夫だったことでしょう。
20キロ通過 2時間55分48秒(43分43秒)
7'10 - 7'30 - 12'16 - 7'43 - 9'04
どんだけ走っても戸塚から離れられない。広いな、戸塚。コンビニ休憩取ったけれど、戸塚に入ってもう3か所目だよ(ファミリーマートせきぐち戸塚原宿店、20:46)。
塩分補給、とても大事。10時間走るとなると、コンビニも10か所くらいは寄るよね。コンビニに置いてあるスポドリ、制覇しちゃおう。そうしよう。
20キロ手前、藤沢バイパス出口の分岐を曲がって、ようやく藤沢市に入ります。って、戸塚って市じゃなくて区なんだよな。どんだけだよ。
25キロ通過 3時間54分15秒(58分27秒)
9'13 - 8'57 - 9'08 - 22'11 - 8'58
そろそろ、疲れてきちゃったな。走ってる距離というより、走ってる時間が結構長くなってきたんでね。こんな長い時間LSDなんてしないし。ってことで、ちょっと長めに休憩をとることにしました。そのせいで、再び走りだせなくなったりして。ま、だったら歩きますよ。ってことで、コンビニへ(セブンイレブン藤沢辻堂太平台2丁目店、21:45)。
長い休憩だから、炭酸を飲む。ソルティライムソーダ、うまいぜ。あと、くりぃむわらびを食べました(写真取り忘れ)。いやー、これ旨いわ。疲労感も相まってってことだとは思いますが、体にしみこんで元気が出てきます。こりゃ、この後も走れるわ。
本当はもっとカロリーを摂んなきゃいけないんだけど、胃が弱いのでそんなに食べれないー。やっぱりウルトラには体が向いてませんね。ゆるゆるのこのくらいの大会でちょうどいいです。頑張らない。
ふわっとろ くりぃむ わらび(黒蜜入り) - セブン-イレブン~近くて便利~
30キロ通過 4時間40分20秒(46分05秒)
8'26 - 11'50 - 8'21 - 9'09 - 8'19
さて、長めの休憩でリフレッシュして、再び走り始めます。で、25キロを過ぎてちょっと行くと、海沿いの道にぶつかります。その浜須賀の歩道橋のところで公式の第1エイドが開かれていました(22:29)。
エイドはチェックポイントも兼ねており、寄らなければいけません。で、いろんな飲み物やバナナ、スイカとかが振る舞われていたので、美味しくいただきました。ありがとうございました。
で、海沿いの道を走ります。ここまでの道路は、店とか住宅が絶え間なくあったので、夜になったとはいえ暗い道っていう印象もないし、寂しく思う場面は全くありませんでした。でも、ここからは違う。海側は防風林?防砂林?がザワザワざわめいているだけだし、山側もなーんにもない。道路は道路で夜中に爆音を立てて走る変わった車やら二輪車がたくさん通って、治安の悪さを感じさせます。そして何よりも街灯がなくて暗い。ヘッドライトや懐中電灯を必ず持つように案内がありましたが、ここにきてその理由がわかりました。確かにここは必要だわ。
ってことで、ここから寂しくてつらい時間が始まってしまうのです。
35キロ通過 5時間33分52秒(53分32秒)
8'34 - 8'57 - 11'41 - 12'21 - 11'59
いやー、ホントに暗い。歩いてる人も多くなってきて、なんかそれにつられそうになってきます。店も全然ないし、コースアウトしないとコンビニなんてないぞこりゃ。30キロ手前のサザンビーチにコンビニがあって多くのランナーがそこに寄ってたのはそういうことか。あの時はちょっと混んでるし、次のコンビニに寄ろうってスルーしたけれど、完全に失敗した。水分もカロリーも元気も、何もかも消え失せてしまったよ…。
っつーことで、それまでも大したスピードで走っていませんでしたが、茅ケ崎から平塚へ渡る湘南大橋から完全に歩き始めました。っていうかさ、フルの距離すら走ってないのにね。何言ってんだこいつ、って感じです。改めて思い返せば。
で、3キロくらいですかね。コンビニを求めて彷徨っていたら、右手のコース外のところに光る何かが見えました。あれは…セブンイレブンだ。助かった…。ということで、立ち寄ります(セブンイレブン平塚虹ケ浜店、23:57)。
もうね、写真を撮る余裕とかもないですわ。クエン酸がほしくてトロピカーナ100%オレンジジュースと、おなかが空いているけれど何も胃に入らないという状況から、それでも飲み込めるってことでポカリスエットゼリーを飲みました。少しは生き返った、かな。
40キロ通過 6時間32分25秒(58分33秒)
13'11 - 8'30 - 18'41 - 9'39 - 8'32
とりあえず補給して少しは生き返りましたが、いずれにしてももう少し我慢したら大磯の公式の第2エイドがあったんですね。カップラーメンエイドです。
1人当たり2個分はあるから、好きなだけ食っていいよーと大盤振る舞い。それならとお言葉に甘え…たいところですが、当然に胃袋がそんなのを受け付けられないことは百も承知だったので、できる限り小さいのを。
カップヌードルカレーのミニサイズ。麺はどうでもよかったけれど、このしょっぱい汁をどうしても体に入れたかった。美味しくいただきまーす。
あと、飲み物やフルーツポンチ(フルーツ杏仁?)、たくあんが振る舞われていました。ありがとうございました。
大磯のエイドで寂しくてつらい道はおしまい。多少は周りも明るくなります。その意味でもうれしいねぇ。日付はもうすでに回っちゃったけど、また元気が出てきます。んじゃ、再スタートを切りますか。残りハーフマラソンくらいですしね。
45キロ通過 7時間33分39秒(1時間01分14秒)
12'22 - 9'45 - 12'13 - 10'40 - 16'14
コンビニを見ると入りたくなってきます(スリーエフ西小磯店、0:59)。横浜を中心に神奈川ってスリーエフが強いかと思っていたんですが、セブンイレブンとローソンが結局強い。ま、仕方のないことですが。
ま、飲み物だけしか買ってないですけどね。
それにしても、海沿いの道と違ってコンビニも自販機もあるし、松並木とかもあって景色が全然違う。いわゆる街道沿いの道になってホントにホットしました。ま、歩いている場面のほうが多かったわけですが。
50キロ通過 8時間26分00秒(52分21秒)
11'48 - 10'00 - 9'06 - 10'05 - 11'22
眠い。眠すぎるよ。そうだよなー、もう夜中の2時とかだもんな。とりあえず、カロリーが摂取できて、眠気が取れるものでも飲もう(ローソン西湘二宮店、1:45)。
3じのひとゆるみ。午前2時に飲みますが、何か。くっそみたいに甘くて、おいしくて、目が覚めました。このくらいの時間になると、周りにいるランナーも固定化されてきてコンビニで休むたびに声を掛けたりして、なんか親近感がわきます。このコンビニで休んでいる人たちがみんなカフェオレを飲んでいたのは、きっと気のせいです。
55キロ通過 9時間25分42秒(59分42秒)
19'55 - 11'05 - 9'19 - 9'04 - 10'19
元気が出てきたなんて気のせいだよ…。っつーか、眠いし。
ま、あと10キロだからな。最後の大休憩みたいな感じで、ちょっとコンビニによるか。道の反対側だけれど、わざわざ寄るよ(ローソン小田原国府津二丁目店、2:43)。ちなみにこのころにはスマホの電池も空っぽになってしまいました。そんなものですよ。
とりあえず、後はゴールまで走るか。予定の10時間はちょっと超えちゃいそうですけどね。
60キロ通過 10時間26分24秒(1時間00分42秒)
20'11 - 8'21 - 8'57 - 11'16 - 11'57
ま、うっすらと気づいていたことではあったんですが、このコース、60キロ以上確実にありますね。誤差とかじゃなく、確実にある。大きな道路なので、小田原まで○○キロみたいな感じで表示がされていたんですが、スタート早々の戸部のあたりで小田原まで55キロみたいな感じで、あれ?直線で進むわけじゃないし、小田原と箱根湯本も距離あるよなぁと色々なものを思ったのを思い出しました。ま、そんなに離れているわけではないけれど、やっぱり60キロ以上はある。してやられました。
もう休憩はしないつもりでしたが、コンビニへ(ローソン小田原浜町店)。結局あと何キロあるんだ?とりあえず小田原城までは走りましたが、そっからは完全に歩きモードに移りました。まいったね。
ゴール 11時間06分59秒(40分35秒)
10'34 - 10'13 - (8'47)
2.5キロくらいは長く走りましたかね(stravaだと65キロも走ったことになってる!)。ちょっと長すぎるよ。タイムのズレは、たぶんスタートが一番遅かったロスだと思います。ゴールタイムは一応記録証のものを載せているので。
ゴールでは記念写真を撮り、おにぎりとお味噌汁、ビール…じゃなくて第3のやつをいただきました。ありがとうございました。ぐったりです。走っている間はあんまりほかの参加者の方と話をすることはなかったんですが、ゴール後いろんな話ができて楽しかったです。イイネ。
で、大会終了後、完踏証明証とゴール時に撮影した記念写真が郵送されてきました。写真を送っていただけるのは、なんかうれしいですね。ありがとうございます。
☆この大会のイイところ☆
★この大会のチョットナーなところ★
- セルフ補給が中心なので、よくよく考えると大会じゃなくてもいいんじゃ?
- よくよく考えなくても、参加料が高いんじゃ?
ま、いずれにせよ胃腸の改善が図れない限りはウルトラマラソンはまだ挑戦しなくてよかったっぽいです。そのことが分かっただけでも収穫。
◆本日の手土産◆
蒲鉾とか買いたかったですが、開いてるお店がないので断念。
第9回嬬恋高原キャベツマラソン(群馬県吾妻郡嬬恋村)
おおっと、注意されているぜ!
「No.1 Hard Race!」と銘打たれた嬬恋高原キャベツマラソンに参加してきました。参加は初参加になります。以前から「日本一ハードなロードレース」とか「日本一アップダウンが激しい」とか「景色がまるで北海道みたいなレース」とか何か色々と言われているので、かなり気になっていたレースでして、今回は満を持しての参加と相成ったわけであります。
ま、それでも乗鞍天空も結構頭おかしい感じだし、奥武蔵グリーンラインチャレンジも走ってるし、参加したことはないけれど甲州フルーツマラソンとかも相当やばいから、それらをさておいて日本一と言っていいのかなー、んー?みたいなスタンスで望みました。
しかし、金曜に変な酒を飲み過ぎたせいで、前日の土曜日は一日胃が荒れ荒れ。ほとんど食事もできないまま当日を迎えました。やばいなー。しかも、前日に改めてはがきを確認したんですが、会場って高速のインターからものすごく遠いのね。ざっと想定してみると、自宅のある北千住からで会場まで少なくとも3時間はかかる。で、受付が当日は5時から8時までとあって、あんまりギリギリに到着したくないと7時に着くくらいで行きたいと考えると、あれー?家を4時には出なきゃダメじゃん。きついなー。胃が荒れてるし、今回は見送るか?
などと弱気なことを思って当日を迎えましたが、予定通り3時半に何とか起きれたので会場へ向かいました。果たして、走れるのか!?
予定通り7時過ぎに会場であるパルコールつま恋リゾートに到着しました。現地は小雨交じり。日差しもなければ、暑くもない。朝食もサービスエリアでとりあえず摂ることができたし、走るぞー!オー!ま、どっかでスタミナ切れを起こすことは必至なだけに、無理はしないでおこう。
以下、覚書。
はがきに書いてあった通りに「パルコール嬬恋リゾート」とカーナビに入れて駐車場に止めましたがそこは第4駐車場というところで、シャトルバスが必要なところでした。会場至近の駐車場はまた別のところにあって、今回行ったくらいの時間であれば止められたので、今度はそっちがいいかも。いいかもー。でも、シャトルバスは絶え間なく頻繁に行き来してくれているので、正直ストレスは感じなかったです。なので、第4駐車場でも何ら問題なし。
以上。
ちなみに嬬恋村のゆるキャラは嬬キャベちゃん!かわいい!!会場には着ぐるみの嬬キャベちゃんも来ていましたが、写真に収める前にどこかに消えてしまいました。なんだかなー。あと、この大会の大スポンサー様であるマルコメさんも着ぐるみの姿でいらっしゃっていました。いつもありがとうございます。
https://www.facebook.com/wife.cabagge/
受付を行い、ゼッケンなどを受け取ります。THANKS WIFE!妻も一緒に行く?と誘ったんですよ、これでも。しっかし、朝が早すぎると即拒否されました。そこは愛妻家。妻の意向を最優先して、今回もボッチで会場にいるという結果となりました。
撮りましょうか?と言われて、そそくさと逃げ出したボッチは私だ。 pic.twitter.com/0atg0jjAe0
— 鮫川ひろし@7/3嬬恋キャベツ (@t_smkw) 2016年7月2日
ちなみに参加賞はこんな感じ。キャベツ柄のエコバックがたまらなくイイ!ちなみにキャベツはゼッケンの切れ端と引き換えなので、ゴール後に受け取ることも可能です。
取りあえずスタートまでやることがないので、無料コーナーにて キャベツをむしゃむしゃいただきました。上にかかっているのは3種類くらいから選べる感じでしたが、やっぱり味噌マヨが至高ですわね。
Tシャツとかタオルも販売されていました。素敵デザインなので何か手に入れたいなーということで、シューズバッグを購入しました。うちわはおまけよ~。
さて、現実に戻ってコースを確認します。嫌だ。
高低差を見るのがわかりやすいですね。スタート・ゴール地点が最高点で、まずガーンと下って、第2折り返しに向かって登り基調。でも折り返しに向かってまたガーンと下って折り返し。その後は下ったところを登った後下り基調、でも最後の2キロは馬鹿みたいに上るという設定。きつい。単純に前半が下りで後半が上りと言い切れないのが、正直難しいですね。
さて、そろそろスタートです。スタートまでは小雨が降ったりしていましたが、結局上がりました。でも、暑さを感じないいい感じの気候。ゴールまでこんな感じでお願いしたい。ハーフの参加者はエントリーベースで2,131人。とりあえず、一番後ろに陣取りましたが、果たして何人抜けるかねぇ。今回はちょっと弱気な感じですが、ガンバロウ!
5キロ通過 29分56秒
6'46 - 5'43 - 6'38 - 5'26 - 5'21
スタートロスは大体2分。スタート直後は激しい下り坂のため、それなりに序盤から走ることができます。イイネ!でも、広い道を下りきってフラットになった途端に、2キロ過ぎにある第1折り返しから戻ってくるランナーが現れて、追い抜きがちょっと難しくなります。うーん、仕方なし。それでも、この区間は思いっきり下りなだけに、帰りにここを登んなきゃいけないのかと、若干憂鬱になりながらも気持ちよく走ります。ま、ラップを見てわかるように相当我慢はしながらですけどねー。
10キロ通過 58分15秒(28分19秒)
5'11 - 5'34 - 5'47 - 5'48 - 5'56
パノラマラインに入ると上り基調へと転換します。でも、ただ上るだけじゃなくて登っては下ってを繰り返しながら、でも全体としては登っているというのが、何ともつらい。それでもこの区間は上り坂としてはさほど辛くはないんですよね。十分走れる感じ。こんな感じでいければいいなぁと思って走っていました。ちなみに毎年9月にキャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶという恐ろしい大会を繰り広げる愛妻の丘は10キロの手前位ですかね、パノラマライン沿いに現れます。ここでレースをやめさせてくれるのであれば、いくらでも愛を叫ぶ自信がありますねぇ、私にゃあ。
15キロ通過 1時間27分33秒(29分18秒)
6'37 - 5'08 - 6'20 - 5'42 - 5'32
10キロを過ぎてから起伏が明らかに激しくなります。ペースも明らかに落ちてしまい、歩いたほうがいいんじゃないかと思うほどになりますが、そこはまだ半分も来ていないくらい。きついにはきついけれど、ここで歩いたらこの後の上り坂すべてを歩く羽目になると、ちょっとだけ気合を入れました。で、登り切った後に同じくらいの勾配を下った先に第2折り返しが現れやがります。下った後に現れたら、まーた登んなきゃいけないじゃないか!この辺がハードなコース設定というやつなんですね。思い知りました。ちなみに、「まもなく折り返し」という表示からしばらく折り返しが現れなかったことも忘れていませんよ。
20キロ通過 2時間00分25秒(32分52秒)
5'45 - 5'24 - 6'22 - 6'15 - 9'01
第2折り返しを過ぎて、嫌な感じの坂を上った後は残り2キロまで下り基調になります。ペースを上げたいところではありましたが、残念なことにエネルギーが空っぽであることを14キロくらいから感じていました。こりゃ、全然力が入らないぞ。うーん。しかも、時を同じくして気温が上がってきたのか、ものすごく体に熱がこもっている感じがたまりません。それでもムシムシした感じがしなかったのは実に幸いでした。帰り道、渋川のコンビニに立ち寄った時に車外に出たときに感じたとろけそうな感じと言ったら!!東京もこんな蒸し暑さだったんでしょう。それに比べたら、余裕でした。ま、でも下り坂をだらだらでしか走れないでいて、「こりゃ残り2キロは歩くしかないな」と諦めていました。ま、ここまで想定以上には走れていたからな。仕方ない。愛妻家などと言いながら、チームR2のおねいさんに離されないように頑張っていたことは誰にも内緒です。いつの間にかちぎられましたけどね。
ゴール 2時間12分25秒
9'56 - 2'08(8'02)
ま、ワーストではなかったですけれど、ひどいタイムでしたねー。でも最後の2キロをきっちり走ったところで2時間オーバーでしたね、こりゃ。でも、この時期はタイム云々は二の次でしょ。たのしく走れたし、練習には十分なったし。なんか、秋に向けてそろそろちゃんと始動しようという気になってきました。ナイス、キャベツ!来年も東和の地獄坂とどっちに出るか、今からぜいたくな悩みが始まってしまいましたよ。愛妻は9月に叫べなどと言っていますが、私には何も聞こえない。
で、ゴール後にVAAMと完走証をいただきましたが、完走証の裏面にはラッキー賞の抽選というおまけ要素が!結果は…
ラッキー賞H!やったね!!完走証をオリジナルデザインのクリアホルダーに入れてくれるのもうれしいねぇ。で、中身はというと…
タオルか。TO?
東海大学!なんで!?研修センターが近くにあるからか!?
ま、ありがとうございました。
☆この大会のイイところ☆
- 走りごたえのあるコース設定
- 駐車場の誘導や案内の係員が恐ろしいほどたくさんいるところからわかるくらいに村総出での歓迎ムードがやばい
- 景色がすごい
- 給水も充実
- レースが少ないこの時期に設定してくれるだけでありがたい
- 何か色々なデザインが素敵
★この大会のチョットナーなところ★
- 最後の坂がエグい
- 「まもなく」が間もなくない
どうでもいいな、こんなの。また、出ます。東和ロードレースと交互かな?
◆本日の手土産◆
この時期は夏野菜が充実していて、お土産もはかどるわぁ。
こんなものも買いましたけどね。